そうすけ
私の名前は、宮崎このは。
21歳の女子大生でテレビ局のカメラアシスタントのバイトをしている。
現在、就職活動中。
夢は自分にしかつくれないCMを制作してとにかく有名になること。
私が『そうすけ』と初めて出会ったのは、今から1年ちょっと前のクリスマスぎりぎり1週間前。私がまだ、大きくも小さくもない普通のレンタルビデオ店の店員だった時だった。
「ラッキーセブンキャンペーンやってます!スタンプ押させていただきます。ありがとうございました、またご利用下さいませ」
青色の制服を着て、レジに立って接客をしている私の耳に威勢良く丁寧な言葉が聞こえてくる。
「ラッキーセブンキャンペーンやってます!スタンプ押させていただきます。ありがとうございました、またご利用下さいませ」
横を見ると、爽やかな笑顔で、これぞまさしく好青年といわんばかりの人がいた。
名札をちらっと見ると『沖田』と書いてあり、名札の上には研修バッチがついていた。
さっきまで、目の前にずらりと並んでいたお客様ががらんといなくなり私は手に持っていたキャンペーンのスタンプカードに目をやる。
「ビッグセブンキャンペーン!!」と書いてある。
ふふっ。
思わず笑いが込み上げてきた。
「あっ、初めまして。僕、沖田蒼甫です。この前入ったばかりです、よろしくお願いします。ところで突然笑ってどうしたんですか?」
「んははっ、キャンペーン。ラッキーセブンじゃなくてビッグセブンだよ。ビッグタイトル7本かりると何かあたるキャンペーンのこと。」
「ぁああ〜!!すみませんっ!ずっと間違えてました!」
「私、宮崎このは。よろしくお願いします、沖田さん」
これが、私とそうすけの出会いで初めての会話だった。
そうすけといると、きっとラッキーがいっぱいあるって、私はその時本気で思ってずっとそばにいたいと思ったんだ。
21歳の女子大生でテレビ局のカメラアシスタントのバイトをしている。
現在、就職活動中。
夢は自分にしかつくれないCMを制作してとにかく有名になること。
私が『そうすけ』と初めて出会ったのは、今から1年ちょっと前のクリスマスぎりぎり1週間前。私がまだ、大きくも小さくもない普通のレンタルビデオ店の店員だった時だった。
「ラッキーセブンキャンペーンやってます!スタンプ押させていただきます。ありがとうございました、またご利用下さいませ」
青色の制服を着て、レジに立って接客をしている私の耳に威勢良く丁寧な言葉が聞こえてくる。
「ラッキーセブンキャンペーンやってます!スタンプ押させていただきます。ありがとうございました、またご利用下さいませ」
横を見ると、爽やかな笑顔で、これぞまさしく好青年といわんばかりの人がいた。
名札をちらっと見ると『沖田』と書いてあり、名札の上には研修バッチがついていた。
さっきまで、目の前にずらりと並んでいたお客様ががらんといなくなり私は手に持っていたキャンペーンのスタンプカードに目をやる。
「ビッグセブンキャンペーン!!」と書いてある。
ふふっ。
思わず笑いが込み上げてきた。
「あっ、初めまして。僕、沖田蒼甫です。この前入ったばかりです、よろしくお願いします。ところで突然笑ってどうしたんですか?」
「んははっ、キャンペーン。ラッキーセブンじゃなくてビッグセブンだよ。ビッグタイトル7本かりると何かあたるキャンペーンのこと。」
「ぁああ〜!!すみませんっ!ずっと間違えてました!」
「私、宮崎このは。よろしくお願いします、沖田さん」
これが、私とそうすけの出会いで初めての会話だった。
そうすけといると、きっとラッキーがいっぱいあるって、私はその時本気で思ってずっとそばにいたいと思ったんだ。
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