君の声、聞きたいよ?
夏休みが終わって2学期。
毎朝、亜季と一緒に登校してる。
席替えして亜季の隣になった。
しかしこれは偶然ではない。
明らかに担任が仕組んだクジだった。
でも嬉しい…笑
授業中、寝ていると亜季がつついてくる。
これならいいけど、先生に教科書で
叩かれるのはヤダ。
放課後だって僕の委員会が
終わるのを待っててくれる。
それで一緒に帰るんだ。
ある日また、亜季が男子に呼び出されて
いるのを見た。
今度は他のクラスの
三田ゆうた(みた ゆうた)
僕は隠れて見ていたが、
亜季にはバレバレだった。
亜季は僕に助けを求めているようだ。
でも僕は気付かないふりして
見ていた。
すると三田は亜季を抱き寄せた。
さすがにそれは許せないので
声をかけた。
『三田、お前何やってんの?』
『え!?あ、いや別に』
『亜季嫌がってるよ、はなせよ』
『あ、ごめんね〜白井さん』
と言って逃げていった。
『亜季!大丈夫?』
亜季は僕を見ないで
紙を渡してきた。
『佳君なら助けてくれると思ったのに
なんで無視するの?気付いてたくせに、
だったら三田君の
ほうが佳君より私を愛してくれたかも』
って書いてあった。
『…亜季、今のは冗談だよ?』
亜季はまた紙に書いて僕に渡した。
『佳君以外の男子に触れられたくない』
『亜季…冗談だってば』
亜季はまた泣いてる。
今度は僕が悪い。
僕が泣かせた…
『ごめんね亜季、ごめんね。今度はちゃんと守るから…』
僕は亜季を抱きしめて
そう誓った。
毎朝、亜季と一緒に登校してる。
席替えして亜季の隣になった。
しかしこれは偶然ではない。
明らかに担任が仕組んだクジだった。
でも嬉しい…笑
授業中、寝ていると亜季がつついてくる。
これならいいけど、先生に教科書で
叩かれるのはヤダ。
放課後だって僕の委員会が
終わるのを待っててくれる。
それで一緒に帰るんだ。
ある日また、亜季が男子に呼び出されて
いるのを見た。
今度は他のクラスの
三田ゆうた(みた ゆうた)
僕は隠れて見ていたが、
亜季にはバレバレだった。
亜季は僕に助けを求めているようだ。
でも僕は気付かないふりして
見ていた。
すると三田は亜季を抱き寄せた。
さすがにそれは許せないので
声をかけた。
『三田、お前何やってんの?』
『え!?あ、いや別に』
『亜季嫌がってるよ、はなせよ』
『あ、ごめんね〜白井さん』
と言って逃げていった。
『亜季!大丈夫?』
亜季は僕を見ないで
紙を渡してきた。
『佳君なら助けてくれると思ったのに
なんで無視するの?気付いてたくせに、
だったら三田君の
ほうが佳君より私を愛してくれたかも』
って書いてあった。
『…亜季、今のは冗談だよ?』
亜季はまた紙に書いて僕に渡した。
『佳君以外の男子に触れられたくない』
『亜季…冗談だってば』
亜季はまた泣いてる。
今度は僕が悪い。
僕が泣かせた…
『ごめんね亜季、ごめんね。今度はちゃんと守るから…』
僕は亜季を抱きしめて
そう誓った。
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