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カオス オブ ディアボロス 〜奇跡の星〜?

[452]  リョック  2005-11-13投稿
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意識がどんどん遠くなっていく・・・
目の前がかすんできた。
だがまだ生きている。
血を出しすぎた。
「クケケケケ・・・もうお終いか?もっとその血が
欲しいのだが・・・?」
「うるせぇ…少し黙ってろ。今俺が本気出してやるから。」
ペイルは、剣を鞘に収めた。
そして、構えを取る。
「俺の本業は暗殺術だ。この、水神流殺法術で
決めてやるぜ!」
エンパイアは少したじろいた。
だが、気を持ち直した。
「くけケケケ…俺の技をまだくらってない
お前にこの攻撃が耐えれるか?」
エンパイアも構えを取る。
「この空中殺法で息の根を止めてやろう・・・。」
改めて見ると、エンパイアは手足が長い。
(この勝負リーチの差をどうするかで決まるな…)
「はぁっ!!!」
エンパイアが仕掛けてきた。
「空中殺法奥義 デスアピア!!」
「・・・いくぞ・・・水神流奥義 飛燕連脚!!」
ドンッ!!!
波動がびりびりと伝わってくる。
二人とも技がそれぞれ入っている。
「ぐっ・・・」
「グケケケケ・・・」
「このままだと貴様がリーチの差で吹っ飛ぶぞ…
くけケケケケ・・・」
「………ぐっ」
「5・4・3・2・1…」
「甘かったな!お前のは一撃でも俺のは
”連脚”技だ!」
「しっ、しまったぁ!」
エンパイヤは防御をしようとしたが、ペイルの蹴りがエンパイアを襲う。
エンパイアは吹っ飛んだ。
家にぶち当たり、がれきが落ちていく。
近づいてみると、まだ息がある。
「まだ息があったか…しぶとい野郎だ…」
「ゴハッ!このまま死ぬわけにはいかん…俺は
ここで消える!!」
「なっ!」
蒸気のように一瞬にして消えた…。
(何者なんだあいつは…)

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