姫は変われるのか6
有栖が見ていた先は、純がいる方だった。
凜「あ!純!」
純は凜達がいる方へ振り向いた。
純「凜さん、姫様も、どうしたんですか?」
凜「星を見ませんでしたか?何処を探してもいないのです。」
純「星さんがどうしたんですか?何処か行ってしまったんですか?」
凜「はい。もう、仲間をなくしたくないんです。だから絶対に見つけたいんです!」
凜は、果穂もいなくなり、星もいなくなって、これ以上仲間をなくしたくないと思っていた。有栖も同じ気持ちだった。
凜「だって、そうでしょ?果穂もあれっきり帰って来ませんし、星までいなくなってしまったら…。」
凜は辛くて泣いてしまった。
有栖「凜、大丈夫ですよ。ちゃんと見つけます!果穂も必ず戻って来ます!」
有栖は自分も辛いのに、大切な仲間のために、辛い所を見せないようにした。
純「果穂…。」
有栖「純様どうしましたか?」
純「果穂って何処にいるんですか?」
有栖「わかりません。まだ戻って来てないので。」
純「そうですか…。」
凜は純の言葉に疑問に思った。
凜「純、果穂のこと呼び捨てにしましたよね?どんな関係なんですか?」
純は黙ってしまった。
凜「有栖姫行きましょ?」
凜は純の事が好きだから、何も言ってくれないのが嫌で、一人で真っ直ぐ歩き出した。
有栖「凜待って!純様も連れて行きましょうよ!」
凜は足を止めて、後ろを向いたまま言った。
凜「嫌です!どうして、何も言ってくれない人と一緒に探さないといけないんですか?」
有栖「何を言っているんですか?」
純「もういいです。本当の事言います。」
凜は純の方を振り向いて、歩き出した。純がいる、少し離れた場所まで話を聞いた……
つづく
凜「あ!純!」
純は凜達がいる方へ振り向いた。
純「凜さん、姫様も、どうしたんですか?」
凜「星を見ませんでしたか?何処を探してもいないのです。」
純「星さんがどうしたんですか?何処か行ってしまったんですか?」
凜「はい。もう、仲間をなくしたくないんです。だから絶対に見つけたいんです!」
凜は、果穂もいなくなり、星もいなくなって、これ以上仲間をなくしたくないと思っていた。有栖も同じ気持ちだった。
凜「だって、そうでしょ?果穂もあれっきり帰って来ませんし、星までいなくなってしまったら…。」
凜は辛くて泣いてしまった。
有栖「凜、大丈夫ですよ。ちゃんと見つけます!果穂も必ず戻って来ます!」
有栖は自分も辛いのに、大切な仲間のために、辛い所を見せないようにした。
純「果穂…。」
有栖「純様どうしましたか?」
純「果穂って何処にいるんですか?」
有栖「わかりません。まだ戻って来てないので。」
純「そうですか…。」
凜は純の言葉に疑問に思った。
凜「純、果穂のこと呼び捨てにしましたよね?どんな関係なんですか?」
純は黙ってしまった。
凜「有栖姫行きましょ?」
凜は純の事が好きだから、何も言ってくれないのが嫌で、一人で真っ直ぐ歩き出した。
有栖「凜待って!純様も連れて行きましょうよ!」
凜は足を止めて、後ろを向いたまま言った。
凜「嫌です!どうして、何も言ってくれない人と一緒に探さないといけないんですか?」
有栖「何を言っているんですか?」
純「もういいです。本当の事言います。」
凜は純の方を振り向いて、歩き出した。純がいる、少し離れた場所まで話を聞いた……
つづく
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