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姫は変われるのか6

[374]  みぃやん  2009-01-31投稿
有栖が見ていた先は、純がいる方だった。

凜「あ!純!」

純は凜達がいる方へ振り向いた。

純「凜さん、姫様も、どうしたんですか?」

凜「星を見ませんでしたか?何処を探してもいないのです。」

純「星さんがどうしたんですか?何処か行ってしまったんですか?」

凜「はい。もう、仲間をなくしたくないんです。だから絶対に見つけたいんです!」

凜は、果穂もいなくなり、星もいなくなって、これ以上仲間をなくしたくないと思っていた。有栖も同じ気持ちだった。

凜「だって、そうでしょ?果穂もあれっきり帰って来ませんし、星までいなくなってしまったら…。」

凜は辛くて泣いてしまった。

有栖「凜、大丈夫ですよ。ちゃんと見つけます!果穂も必ず戻って来ます!」

有栖は自分も辛いのに、大切な仲間のために、辛い所を見せないようにした。

純「果穂…。」

有栖「純様どうしましたか?」

純「果穂って何処にいるんですか?」

有栖「わかりません。まだ戻って来てないので。」

純「そうですか…。」

凜は純の言葉に疑問に思った。

凜「純、果穂のこと呼び捨てにしましたよね?どんな関係なんですか?」

純は黙ってしまった。

凜「有栖姫行きましょ?」

凜は純の事が好きだから、何も言ってくれないのが嫌で、一人で真っ直ぐ歩き出した。

有栖「凜待って!純様も連れて行きましょうよ!」

凜は足を止めて、後ろを向いたまま言った。

凜「嫌です!どうして、何も言ってくれない人と一緒に探さないといけないんですか?」

有栖「何を言っているんですか?」

純「もういいです。本当の事言います。」

凜は純の方を振り向いて、歩き出した。純がいる、少し離れた場所まで話を聞いた……



つづく

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