携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> SLOW LOVE(23)

SLOW LOVE(23)

[420]  フラン子  2009-02-01投稿
いつもマサノブ君の行動は私をドキドキさせる。

今朝、登校してすぐ教室の前にマサノブ君が立っていた。

「昨日さ…安田と何かあった?ちょっと気になって」

「え?…べ、別に大したことじゃないよ。」

「……そ、そっか。」

マサノブ君の顔がうまく見れない。首もとまでしか見れない。

「あ、ユキちゃん。今日さ、一緒に帰れる?」

「今日は大丈夫だけど。」

なんて可愛くない返事の仕方だ。もう自分に嫌気がさす。

「よかったぁ〜!今日も塾かと思ってた。あ、ホームルーム始まる!じゃ、放課後迎えに来るね!」

マサノブ君は嬉しそうに自分の教室に入っていった。

「ユキちゃん。あなた愛されてるね〜。うらやましい!」

教室に入るとクラスの友達が話しかけてきた。

「なんか平井君見てると、ユキちゃんのこと大好きだっていうのが伝わってくるよね。」


確かに私もそれは感じている。だからこそ好かれているという自信にもなっている。

私も平井君のこと好きなのにうまく行動に表せない。挙げ句の果てに正反対な行動をしてしまっている。

今日の帰りは素直になろう。ちゃんと態度で「好き」を表そう。

感想

感想はありません。

「 フラン子 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス