携帯小説!(PC版)

身勝手

[393]  ハル  2006-07-04投稿
頬が雨に打たれる


悲しいくらい
静かに流れて…


おかしいね

今日は晴れだって

笑いながら
君は言ったのに


その雫は止む事はなく

次から次へと頬を濡らす

どうしてだろう?

晴れだと笑いながら言った君


その先が思い出せない


どうして?


「ごめんね」

何度も繰り返される言葉

震える声

抱きしめられる温もり


でもその温もり
薄れてくんだ

どうして?




ああ…




彼女を
とっさにかばって…



悲しくはないよ


君を助けたかった
君を守りたかった
俺の命より体より
何よりも大切な君を

神様貴方に感謝します

彼女と出会わせてくれて

何よりも大切な人に
出会わせてくれて

心から感謝します


だから君は泣かないで


幸せでいて





何よりも






貴方を愛していました

感想

感想はありません。

「 ハル 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス