SLOW LOVE(24)
「ユキちゃん。帰ろう。」
平井君が教室まで迎えにきてくれた。
「あ、マサノブ君。ちょっと今から急に委員会の話し合いがあるらしくて…少し待っててもらえる?そんなに長くかからないと思う。」
マサノブ君は「昇降口で待ってる」と言って教室を出ていった。
周りの子たちがニヤニヤしながらこちらを見てる。恥ずかしいけどそれに気づかないフリをした。
委員会が終わって昇降口へ向かった。階段を降りようとすると、下駄箱でマサノブ君が誰かと話しているのが見えた。
数人の女子と話している。
マサノブ君は私と居るときとは全く違う話し方をしてる。女の子たちもすごく笑っていて、自然に会話している。
それを見て私はひどくヤキモチを焼いた。女子たちにも嫉妬したが、マサノブ君にも嫉妬した。
そんな自分にイライラして脚が一歩も前に出なくなってしまった。
「私以外の子としゃべらないでよ!」
そんな気持ちが漏れてしまいそうだ。
私が動けずにいるとエリとタケ君カップルが通りかかった。
「あ、ユキやん!どうした?今日はマサノブと帰るんでしょ?」
私はエリの顔を見ると涙が出てきた。
「ユキ?!どうした?」
私はその場に座り込んでしまった。
平井君が教室まで迎えにきてくれた。
「あ、マサノブ君。ちょっと今から急に委員会の話し合いがあるらしくて…少し待っててもらえる?そんなに長くかからないと思う。」
マサノブ君は「昇降口で待ってる」と言って教室を出ていった。
周りの子たちがニヤニヤしながらこちらを見てる。恥ずかしいけどそれに気づかないフリをした。
委員会が終わって昇降口へ向かった。階段を降りようとすると、下駄箱でマサノブ君が誰かと話しているのが見えた。
数人の女子と話している。
マサノブ君は私と居るときとは全く違う話し方をしてる。女の子たちもすごく笑っていて、自然に会話している。
それを見て私はひどくヤキモチを焼いた。女子たちにも嫉妬したが、マサノブ君にも嫉妬した。
そんな自分にイライラして脚が一歩も前に出なくなってしまった。
「私以外の子としゃべらないでよ!」
そんな気持ちが漏れてしまいそうだ。
私が動けずにいるとエリとタケ君カップルが通りかかった。
「あ、ユキやん!どうした?今日はマサノブと帰るんでしょ?」
私はエリの顔を見ると涙が出てきた。
「ユキ?!どうした?」
私はその場に座り込んでしまった。
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