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無理強いの後

[569]  ハル  2006-07-04投稿
貴方は寝てる


真冬の朝方


僕の横いつも僕が
眠るベッドで…


時折見せる涙は


嬉しいからだって


今は信じていたい


嫌がる君はもう見たくない


君は昨日確かに僕を愛してくれた



その真実さえ確かなら

例え覚えてなくとも

僕はもうそれだけで
報われるから


悲しさを押し殺し

少しの間外へ出るから

帰ってくるまでには

どうかいなくなってて

綺麗な思い出じゃないけど


僕にとって泣けるくらいの
美しさのままで


貴方を残していたいから




そう思っていたのに




「何処行ってたの?」



扉を開けると


寂しそうな顔で

待ってる君がいたから


僕はもう諦める事はしない



泣きながら抱きついてくる

貴方がいるから







その手握り返しても

いいんだよね?

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