携帯小説!(PC版)

わたし

[248]  あぶん  2009-02-02投稿
わたしは今日も喘いでいる。部屋で一人、ローターが友達だ。 
暇があればいつもそう、男なんて役に立たないもの。気持ちいいのはあいつらだけよ…だから自分で慰める。 
あ、もう時間だ、学校行かなきゃ。母さんこんな娘でゴメンなさい。朝から一人で一発…だなんて笑えちゃうでしょ? 
学校、楽しくないよ……って訳じゃない。屋上風が気持ちイイよ、理解室の人体模型とも友達だし。とか言ってみる。わたしに似てるの。 
友達も先生もあてにならないもの。わたしの事分かってないの。
わたしは皆の事分かってる。わたしの事がキライ。分かるよわたしだってキライだもの。気味悪い、、、、
今日も風が気持ちいい。崩れるように屋上の地面に落ちてみる。太陽に焼けて、コンクリが暑い。このまま溶けて交われないかしら。呼吸が止まってしまうのもイイな。 
ゆっくり起き上がって、柵に掴まり歩き、、、そう言やぁ子供ん時から、何も望まないない子だったんだっけ?
ジャンプしてみた。中学ん時、バレーやってたなぁ〜楽しくなかったケド。無気力、無関心、目標なし……
おもいっきり腕を噛んでみた。血なんて出やしない。『お前かわいいな』
歯形いじってたら、空から声が降ってきた。 

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