姫は変われるのか12
凜が星を探しに行こうとした時、曲がり角の方に、星の服が見えてしまった。
凜「星…。」
星は隠れていた所から出た。
星「ごめん!聞くつもりはなくて…。」
星は頭を下げながら、何度も謝った。
凜「星、もういいから!星だけが悪いんじゃないよ!私も悪いから。ごめんね。」
星は頭を上げて、凜の頭を撫でた。
星「蘭に謝りに行こう?」
凜「うん。」
星と凜は、窓の外を見ていた蘭の所へ行って、声をかけた。
星「蘭!凜が話したい事があるって。聞いてあげて?」
蘭「いいよ。」
星は凜の背中を押した。
凜「さっきはあんな態度をとってごめんね。信じてなくてごめんね。嫌ってる訳じゃないの…でも…。」
蘭「凜、もういいよ。充分分かったから。私もごめんね。変な風に思わせて。はっきり言わなかった私も悪いの。」
凜は自分が情けなくて、泣いてしまった…。
星「凜、頑張ったね。蘭、本当は何が言いたかったの?」
蘭は下を向いて、本当に伝えたかった事を二人に話した。
蘭「本当は、星と凜と仲良くしたかった。だって、二人の姿を見る度に、楽しそうで、いつも笑ってて、私も二人みたいに笑ってみたいと思ったの。」
星「そうだったんだ。仲良くしてあげるよ。私達、仲間でしょ?」
蘭「うん。ありがとう。」
星「凜もいいよね?」
凜「いいに決まってるじゃん!」
蘭「ありがとう。」
蘭は嬉し過ぎて泣いてしまった。星と凜が慰めた。蘭は初めて友達はいいって思った。
凜「急だけど、果穂と仲良くしてたのって、私達以外で誰がいる?」
蘭はこう答えた……
つづく
凜「星…。」
星は隠れていた所から出た。
星「ごめん!聞くつもりはなくて…。」
星は頭を下げながら、何度も謝った。
凜「星、もういいから!星だけが悪いんじゃないよ!私も悪いから。ごめんね。」
星は頭を上げて、凜の頭を撫でた。
星「蘭に謝りに行こう?」
凜「うん。」
星と凜は、窓の外を見ていた蘭の所へ行って、声をかけた。
星「蘭!凜が話したい事があるって。聞いてあげて?」
蘭「いいよ。」
星は凜の背中を押した。
凜「さっきはあんな態度をとってごめんね。信じてなくてごめんね。嫌ってる訳じゃないの…でも…。」
蘭「凜、もういいよ。充分分かったから。私もごめんね。変な風に思わせて。はっきり言わなかった私も悪いの。」
凜は自分が情けなくて、泣いてしまった…。
星「凜、頑張ったね。蘭、本当は何が言いたかったの?」
蘭は下を向いて、本当に伝えたかった事を二人に話した。
蘭「本当は、星と凜と仲良くしたかった。だって、二人の姿を見る度に、楽しそうで、いつも笑ってて、私も二人みたいに笑ってみたいと思ったの。」
星「そうだったんだ。仲良くしてあげるよ。私達、仲間でしょ?」
蘭「うん。ありがとう。」
星「凜もいいよね?」
凜「いいに決まってるじゃん!」
蘭「ありがとう。」
蘭は嬉し過ぎて泣いてしまった。星と凜が慰めた。蘭は初めて友達はいいって思った。
凜「急だけど、果穂と仲良くしてたのって、私達以外で誰がいる?」
蘭はこう答えた……
つづく
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