ASSASSIN
「若君。軍議が始まるぞ。」
顎髭を少しのばした中年の男が稽古をしている青年に話しかけた。
「ぁ、アレスさん」
この人は、昔からいつも僕の傍にいる。僕の親のような人、そして師匠。 この国の王は僕の親だけど…話をした記憶がない。「軍議って…ここ10年は戦争なんて無かった平和ボケした国ですよ?」そう言いながらも木剣を中庭に放り投げた。
「自分の住んでいる国をそんな風に言うもんじゃないぞ。ついてこい」
アレスは苦笑しながら言った。
「戦争って…魔剣の事ですか?」 城内の長い廊下を歩きながらアレスに訊いてみた。
「軍議でわかる事だ」
ギィーッと広間の扉が開いた。
「遅いぞ。リーフ。アレス、ご苦労」
王が威厳のある声で言った。
…リーフって名前が僕はだいっ嫌いだ。 そんな事を考えながら、席についた。
「全員揃ったな。軍議を始める。」
…やれやれ。
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