shape 18
――シンデレラ
あれから5年。
わたしの生活は相変わらず、薄汚れた服を着て、顔に灰がついています。
わたしがなぜこんな格好をしているかというと、家が貧しい....というわけではありません。
今も昔も私の一族は、貴族です。幼いころに母を亡くし、父と暮らしてきました。
わたしが12歳の時に父は、新しい奥さんを連れてきました。
継母...お母様は、15歳のカローナと18歳のミーナの2人姉妹を連れてきました。
初めのうちは、みんなで仲良く暮らしていました。でも、父が病気で倒れてしまったころから家族の関係が崩れていきました。
お母様からは、今まであった笑顔はなくなり、お姉さま達はわたしをまるで召使のように扱うようになりました。
わたしの13歳の誕生日に、父は天国へいってしまいました。
『どうか、皆が昔のように仲良く暮らせるように。どうか、どうか』
この言葉が、父の最後の言葉でした。
その日を境に、わたしは召使と同じ部屋で暮らすようになりました。
服も今までの美しいドレスとは違い、薄汚れた服を着るようになりました。もとのわたしの名前は、ミリーでした。
ですが、毎日毎日働いていたので顔は灰だらけになることから、いつしかシンデレラと呼ばれるようになりました。
次回→shape 18.5
あれから5年。
わたしの生活は相変わらず、薄汚れた服を着て、顔に灰がついています。
わたしがなぜこんな格好をしているかというと、家が貧しい....というわけではありません。
今も昔も私の一族は、貴族です。幼いころに母を亡くし、父と暮らしてきました。
わたしが12歳の時に父は、新しい奥さんを連れてきました。
継母...お母様は、15歳のカローナと18歳のミーナの2人姉妹を連れてきました。
初めのうちは、みんなで仲良く暮らしていました。でも、父が病気で倒れてしまったころから家族の関係が崩れていきました。
お母様からは、今まであった笑顔はなくなり、お姉さま達はわたしをまるで召使のように扱うようになりました。
わたしの13歳の誕生日に、父は天国へいってしまいました。
『どうか、皆が昔のように仲良く暮らせるように。どうか、どうか』
この言葉が、父の最後の言葉でした。
その日を境に、わたしは召使と同じ部屋で暮らすようになりました。
服も今までの美しいドレスとは違い、薄汚れた服を着るようになりました。もとのわたしの名前は、ミリーでした。
ですが、毎日毎日働いていたので顔は灰だらけになることから、いつしかシンデレラと呼ばれるようになりました。
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