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罪悪感 8

[366]  ユキ  2006-07-05投稿
【ある人物との対面で…雄二はある直感をした…。】

三日後。

『あっ佐山さん復帰したんすかぁ♪』『おはよー』

熱も下がり私は復帰した。社長はどこかしら…。

『社長なら新条先生のところっすよ。』

『新条君の??どうして?』
『佐山さんが休みの間に原稿上がったみたいで社長が…。』

『わかったゎ。私も行って来ます。』

なにかしら…あの二人に一緒にいてほしくない…。

翠はタクシーをひろい 急いで達也のもとへと向かった…。

『佐山さん休みっすか?』

『あぁ。今日あたり復帰するんじゃないかな。』

この人が編集長か…割と男前だな…。


【寄り添う男に目もくれず…愛はただ一心に一人の男を愛していた…】


『……君の作品は初めて見るが…この女性は…』

社長は原稿から目を離し達也を見た…。

『あぁ…佐山さんをモデルに書いてみたんです…。』

達也は少し照れ臭そうにそう言った…。

『そうか…実物をモデルにするのも良い事だ…。』

達也はとてもうれしそうに ありがとうございます と言った。

ありがとうか…俺にはそんな事言われる筋合いはない…。
『じゃぁこれ持って行くよ』
社長は達也の家を後にした…。

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