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汚染?

[183]  ふく  2009-02-09投稿
夢で貴方と会った
はっきりとは覚えていないし何を話していたかも良く分からない
ただ一つ覚えている事は笑い合っていたという事
手を繋いで幸せそうに二人笑っていた

目が覚めた時の心臓の痛みが激しい
まだ意識が朦朧とする中
夢と現実の境目が分からなくてゆっくりと瞬きをした
『あぁ、夢か…』
頭でそう呟いて虚しくなった

こんな日はいつも以上に貴方を想う
もっと好きが大きくなり気持ちが過敏になる

『おはよう』
貴方の声に肩が固まる
『おはようございます』
その返答だけでもやっとで下を向く
浅く薄い夢の記憶を辿りながら此処にいる貴方を感じると
まだ夢の延長線上にいる様な感覚になる

私のただの妄想
現実はそんな風にはなれなくても微かに残る貴方と私の笑顔があまりにも幸せそうで
本当にそうなれる様な気がして来て顔がほころぶ

貴方となら沢山夢を見れる
貴方が見せてくれる
綺麗で暖かい未来
そんな美しいものとは程遠くても
例え汚れた未来でもいい
もう貴方となら
どんな未来が待ち受けようと
どんな苦しみが待ち受けようと
もしも貴方が望んでくれるならばそれでも構わない

なんて思ったってどうなるか分からない私達を私一人妄想の世界の中で育たせているだけ
こんな私は情けない

いつかは現実になればと
そう願って毎日眠ろう

また貴方に会えますように
夢でもいい
貴方に会える様に沢山貴方を思い描き目を閉じる

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