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バンド魂?あの冬の思い出23〓着信は一件・・・・〓

[355]  うりぼう  2009-02-10投稿
歌いながら泣くヴォーカルがいる・・・・
いる。

いる。

RUIはそれができる RUIはRUIはRUIはRUIはできるできるできる・・・・

俺はRUIじゃねぇ゛゛゛

彼女には出来て一夏には出来ない出来ない出来ない出来ない
会わせる顔もない・・・・ないないないないない

会えるさっ゛゛゛

笑えるか?自然に自然に自然に自然に


俺は・・・・
俺は・・・・。

気付くと、RUIの部屋の前に立っていた・・・・。

もう何分ここに立っているか・・・・

覚えていない。

ただ・・・・ドラムのリーダー亜矢の泣いた顔が悔しくて゛゛゛RUIの笑う笑顔も悔しくて・・・・・・・・

ドアをノック出来ない゛゛゛。


『ん?RUIなんか外に誰か居るみたいだぞ』

RUI『えっ誰かなこんな時間に?龍見てきて』


龍『どちらさんで』


!!!!!

龍!!!!

RUI『龍?誰だった?あっ一夏゛゛どうしたの連絡も無しに』


なっなんで゛゛龍がRUIの家に


龍『思い出した!!うちのヴォーカルの男だよ!!』

RUI『一夏上がって上がって、今メンバーみんなで、打ち合わせ兼飲み会してたの゛゛サッサッ上がって上がって!』

一夏『酔っぱらってる?のか』

RUI『ちょっとだけね!今日いい事あってさっ見せたい物あるから、上がってよ早くぅう』

いい事!!俺は知らなかったのに!!

RUI『ハヤクッ』

龍『ダーリンってかっ゛゛゛くっ熱いね゛゛゛おっションベン小便っと』

部屋の奥から声がした

『RUI、龍早く早く゛゛゛宴会だよ!!』


・・・・・・・・

一夏『俺帰るね・・・・・・・・』

RUI『えっ…うん。なんかごめんねぇ…後でラブコールしたげるね。』


止めないんだ…


一夏『じゃぁ。。』
RUI『うん。一夏大好きだょ』

一夏『うん・・・・』

家に帰り、シャワーを浴び、電気を消して、布団に入った・・・・着信履歴は一件・・・・ベースの奈々かぁ・・・・

俺は何を期待したんだ。そんな早く、電話なんかこないョ

しかし・・・この日RUIからの着信は来なかった。。。

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