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ハンズ アップ6

[147]  TAMA  2009-02-11投稿
タカヒロの顔がいつになく暗い… 「どうしたの?」
「俺…DJやりたいから東京に行くことにした…」
「うん…タカヒロDJで有名になるって前から言ってたもんね。こんな田舎じゃ有名にはなれないって…」
アタシは東京に一緒にきて欲しいってタカヒロの口から言われると思ってた…
「だから別れて欲しい…俺みたいに夢追いかけてたらアナを振り回すから…」
時が止まった…
あんなに時が止まればって何回も思ってたのに
無情にも不必要な時に叶ってしまった…
「アタシ達ってそんなもんだったの?アタシはタカヒロにとって夢を追いかけるのにお荷物ってわけ?他に好きな人でも出来たの?そんな一方的に言ってさあ、酷くない?」 こうゆう時涙が出ない…怒りしか出ない…面倒な女なんだろうな…アタシって…
タカヒロがやっと口を開いた…「他に好きな人なんて居ない。俺たち別れた方が良いと思う…これが俺の出した答えだから…」 胸にトゲが刺さった…抜けない!!これさえ抜ければ楽なのに!! 「分かった。勝手にすれば!じゃあね。」 アタシは走った!とにかくタカヒロより遠くに見えない場所に行きたくて…走った。
だんだん変わりゆく景色が涙で滲んでゆく。 もう戻れない…タカヒロの夢はアタシには邪魔出来ない。

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