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最終戦闘少女イザナミ-10

[528]  和洋折衷  2009-02-11投稿
自宅に着いた奈美は、自室で寝込んだ。
母が奈美のただならぬ様子に声をかけたが、奈美は寝かせて欲しいと、母の入室を拒んだ。

奈美は意識を失うかのように、深い眠りについた。
深夜、奈美はただならぬ気配に目をさました。
目がどんどん冴える。 なに?
頭の中に痺れが走る。 自分の思考とは別に、頭の中に勝手にイメージが入り込んでくる。

まるで頭に電流を流されているようだ。
何も考えないようにしても、勝手に像が流し込まれるような、頭が加熱するかのような感覚。

電波がくる、まさにそんな表現の状態が、頭に来ている。

いうなれば低周波治療器を筋にあてると筋肉が、ひきつるような感覚。
それを頭に間断なく、されている感じ。
うわあああああああ やめてええ。もうダメ。
どうやったら止まるの? 死ぬしかない!死ぬしか逃れられない!
奈美はパジャマのまま、外へでた。
飛び降りて死ねば、この恐ろしい現象から逃げられる
うわあああああああ
早く高いところへ! 早く死なせて!
もうやめて!


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