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姫は変われるのか18

[347]  みぃやん  2009-02-12投稿
有栖「凜、何があったのですか?」

凜(今こんなことをしていたら、有栖姫を守る事なんて出来ないよね…。)

有栖に迷惑をかけたくないと思っていた。

有栖「隠さずに話して下さい!」

凜「何もないから!気にしないでよ!ほっといてほしいの!」

聞かれたくなくて、つい、きつい事を言ってしまった。

有栖「ほっとくことなんて、出来ません!私にも頼ってほしいんです!」

凜「どうしてそこまでして、私の事を構うの?」

有栖「仲間だからです!凜の事が、大好きだからです!誰にどんなに言われても、凜の側にいたいからです!駄目ですか?」

凜はしゃがみ込んだ。有栖は後ろから、凜の肩の上に手を置いてしゃがんだ。

有栖「迷惑かけて下さい!何でも話して下さい!話して、楽になることもあります。私は凜の弱気な所も見たいです!何も話してくれないと、頼られてないって思ってしまいます!そんなの嫌です。」

凜は、泣いていた有栖の方を振り向いて、有栖の手を取って、両手で握った。二人はお互いの目を見た…



つづく

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