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ピンクと水色2

[128]  ゆうた  2009-02-13投稿
そこのお好み焼き屋は俺とタダシの間の穴場となっていた

名古屋駅から徒歩15分で利便性があり、更に味も美味いしあの辺りの土地にも関わらず値段もかなり安い

もし俺が女を紹介して貰った時、必ずそこで落としている

あそこほどコジャレた店は滅多に俺も知らないし、その雰囲気がそうさせているのかもしれない

俺はたわいない会話をタダシと続けながら店へ歩く

最近できたスパイラル型の専門学校の横を威圧感を感じながら通る

『相変わらずすげえ〜なあおい』名古屋駅地元に住むタダシも口を開け驚く

『おお』
俺はいつも何事に対しても冷めているのでこんな感想しか述べられない

次は大きな電化製品屋にさしかかった

ここで俺は
『実はこの店で発売されたばっかのノートパソコンを値切って安く買ったんだ』

『まぢか!』今度はタダシに軽く流された

興味がないらしい

あいつの興味があるモノくらいの理解はしている

服・ブランド・流行りの音楽・大学生らしい遊び・女・過去の俺の伝説じみた話・・・


成長した俺にとって、それらはとうの昔に卒業したモノに過ぎない

また俺は冷めてしまっている…

ここだけの話、俺は過去一度たりともあいつに心を開いた事がない

第三者に、それで互いは本当に親友なのか?と問われると、既にお好み焼き屋に着いていた


ど和風の特徴ある玄関を渡ると店員に
『おタバコは吸われますか?』と聞かれた

『いいえ』と嘘をつき、店員のあとをついて2階に案内される
『やっぱいいなあここは』
互いに声が揃う

いつもの鉄板(同じ事を繰り返す事)メニューを早速頼んだ

すぐさま店員がそれらを持ってきた

この店は自分で鉄板(ここでは金属の板を指している)の上で作って食べるスタイルだ

俺はいつもながらの不器用さで作り始めた

タダシはお好み焼きをひっくり返す役

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