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【AI】の記憶 15

[305]  やっし〜  2006-07-06投稿
『どしたぁ〜?今頃、亜衣とラブってるんじゃないの?』

『それがさぁ〜ちょっと喧嘩しちゃって・・・何回か電話してるんだけど出ねんだよっ』

『そんな事だろうと思った。はぁ〜なんでいつもあんた達はこうかなぁ〜』

『俺も思ってるよ。それよりなんとかしてくれよっ』

『原因は?またあんたの浮気かぁ〜』

『またって、俺は一回も浮気はしてねーよっ。』

『似たようなものでしょ。やっぱりそうなんでしょ?』

『そうなんだよっ。DVDのレンタルの伝票がこないだ遊んだ女の名前になっててさぁ〜それを亜衣に見られちゃって・・・』

『最悪ぅ〜しかも今日って亜衣の誕生日なんじゃないっ。こんなんだったら紹介しなきゃよかった』

『そんな事いわねぇで何とかしてくれよっ。誤解だし俺も本気で悪かったと思ってるんだから』

『わかったわょっ。じゃあちょっと待ってて、電話してみるから』

『よろしく頼むわっ』

『今度、モデル飲み会組んでよねっ』

そういうと里埜は電話を切った。後は神様・里埜さま頼みである。勇樹は気を取り直してあらかじめ予約してあった亜衣の為のバースディケーキを取りに向った。

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