雨音 ♪
何も特別じゃなかった。
いつもどおり寝坊して走って学校に行って午前中は寝てた。
昼休みになって唯一の幸せの時間、お弁当。
その後午後の授業はゆっくりお昼ね。
雨が降ったから練習は体育館。
バスケットシューズをはいて練習用のユニフォームを着て走り回る。
いつもと何も変わらない普通の日だった。
あ・・・美知とは仲直りできなかったけど。
そんな何気ない一日を変えてくれたのは君だった。
いつも通る公園で雨をよけられるたった一つの屋根つきベンチ。
ギターを片手にやわらかくてやさしくてあまくて切なくて
なんともいえない不思議な声で私の知らない歌を歌ってた。
思わず立ち止まって雨の中、
靴がずぶぬれになってどろどろになるのも気にしないで
呆然と聞きほれた。
「濡れますよ?」
ぼおっと立ち尽くしていた私に気づいた君がそう声をかけてくれた。
そんな話し声もやっぱり不思議な声で私は夢の中にいるみたいになった。
「あ・・・。」
「ここ、座ります?」
そういって荷物をあまり濡れてない地面の上においてベンチを空けてくれる。
「ありがとう。」
遠慮もしないでそこに座る私。
何も気にしないで歌いだす君。
屋根をたたく雨音と君の鳴らすギターの音が君の歌うその声が
なんだかこの上なくいい音だって思ったんだ。
いつもどおり寝坊して走って学校に行って午前中は寝てた。
昼休みになって唯一の幸せの時間、お弁当。
その後午後の授業はゆっくりお昼ね。
雨が降ったから練習は体育館。
バスケットシューズをはいて練習用のユニフォームを着て走り回る。
いつもと何も変わらない普通の日だった。
あ・・・美知とは仲直りできなかったけど。
そんな何気ない一日を変えてくれたのは君だった。
いつも通る公園で雨をよけられるたった一つの屋根つきベンチ。
ギターを片手にやわらかくてやさしくてあまくて切なくて
なんともいえない不思議な声で私の知らない歌を歌ってた。
思わず立ち止まって雨の中、
靴がずぶぬれになってどろどろになるのも気にしないで
呆然と聞きほれた。
「濡れますよ?」
ぼおっと立ち尽くしていた私に気づいた君がそう声をかけてくれた。
そんな話し声もやっぱり不思議な声で私は夢の中にいるみたいになった。
「あ・・・。」
「ここ、座ります?」
そういって荷物をあまり濡れてない地面の上においてベンチを空けてくれる。
「ありがとう。」
遠慮もしないでそこに座る私。
何も気にしないで歌いだす君。
屋根をたたく雨音と君の鳴らすギターの音が君の歌うその声が
なんだかこの上なくいい音だって思ったんだ。
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