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罪悪感 12

[391]  ユキ  2006-07-06投稿
【罪悪感でいっぱいになりながらも二人は濃厚に愛し合う…。】

翠は達也の書いている連載小説【罪悪感】を思い出していた…。

彼が書いているのは浮気をしている男性の話…。

《浮気と不倫って…一緒なのかしらね…。》


『きれい…。』

波の音が静かに聞こえる砂浜で…二人は寄り添い座っていた…。

『天気が良くてよかった。悪いと来た意味がない…。』

あなたといれればどんな状況でも良かった…そんな言葉言っちゃだめかしら…?

『新条先生は…いくつだったかな?』

『22ですけど…なにか?』

『あーいやなんでもない…。』

社長…やっぱり彼に何か言われたのですか…?

『…………………社長…私まだ足りませんゎ…。』

『足りない…とゎ?』

『もっとあなたに抱かれたい…。』

そして私達は…人気のない夜の砂浜で昼以上に深く愛し合った…。

奥さん…ごめんなさいと心ではつぶやきながら…私はこの人とのこの関係をやめる事はできません…離婚を要求したりなんてしない…だから……。







奥さん…ごめんなさい…。


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