天使の碧い糸?
「えっと…緑山病院は…っと」
地上に降りて来た私は資料に書いてある病院を探す。
それにしても、この資料…何かおかしい。
いつもなら必ず回収者(魂を引き取る相手の事)死因が書いてあるハズなのに。今回は…
『死因:不明』
「不明って…おいおい(汗)適当にも程があるよ〜女神様〜?」
とかなんとか言ってるうちに緑山病院発見。
「此処ね。緑山病院は。…えっと…回収者は…502号室?ってことは5階か…」
そう言って私は5階へ向かう。もちろん病院の外を「飛んで」いるのだが。
「あったあった。」
その部屋には少年が一人しかいない様だった。…という事は…
「顔も写真と一緒だし、この人が今回の回収者ね。」
早速あいさつしなきゃ、と私は呟くと窓から部屋の中へ侵入した。…正確に言えば、窓を「すり抜けて」中に侵入した訳だが。
少年は私が入って来た事にも気付かない様で、ベッドに座り目をつむっていた。
…綺麗な顔だ。
素直に私は思った。
「死ぬには、もったいない顔だな…」
小さく呟いた私の声が聞こえたのか、彼は閉じていた目を開き、そしてゆっくりと私の方へ顔を向けた。
そして驚いた様に目を見開くと、私へ向かって言った。
「…誰?アンタ。」
これが、彼の私への第一声だった。
地上に降りて来た私は資料に書いてある病院を探す。
それにしても、この資料…何かおかしい。
いつもなら必ず回収者(魂を引き取る相手の事)死因が書いてあるハズなのに。今回は…
『死因:不明』
「不明って…おいおい(汗)適当にも程があるよ〜女神様〜?」
とかなんとか言ってるうちに緑山病院発見。
「此処ね。緑山病院は。…えっと…回収者は…502号室?ってことは5階か…」
そう言って私は5階へ向かう。もちろん病院の外を「飛んで」いるのだが。
「あったあった。」
その部屋には少年が一人しかいない様だった。…という事は…
「顔も写真と一緒だし、この人が今回の回収者ね。」
早速あいさつしなきゃ、と私は呟くと窓から部屋の中へ侵入した。…正確に言えば、窓を「すり抜けて」中に侵入した訳だが。
少年は私が入って来た事にも気付かない様で、ベッドに座り目をつむっていた。
…綺麗な顔だ。
素直に私は思った。
「死ぬには、もったいない顔だな…」
小さく呟いた私の声が聞こえたのか、彼は閉じていた目を開き、そしてゆっくりと私の方へ顔を向けた。
そして驚いた様に目を見開くと、私へ向かって言った。
「…誰?アンタ。」
これが、彼の私への第一声だった。
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