汚染 32
地下は冷える
喉に流れ込むジュースも空気も冷たかった
ただ貴方が隣で煙草を吸っていて
何気ない話をして
貴方との空間が私には温かくて幸せだった
煙草が短くなって行く
これを吸い終われば戻らないといけない
せっかく貴方が与えてくれたチャンスを無駄にはしたくない
今しかない
『あの時言っていれば』ってきっと後悔する
息を飲んだ
タイミングなんてこの際関係ない
瞬きを一回
深呼吸を一つ
『いつご飯行きますか?』
このまま待っていてもただの口約束で終わりそうだったから
日が経てば貴方は忘れて行きそうな気がしたから
それじゃ嫌だったから
『何曜日がいい?』
貴方が手帳を開いた
その行動に不思議と安心した
ちゃんと私との約束を作ってくれようとしてくれている
予定を空けてくれようとしてくれている
『金曜日がいいです』
その答えに少しの沈黙
手帳を眺め『じゃあ再来週だね』と言った
『分かりました』と即答した
胸の高鳴りが止まない
やっと貴方と繋がった気がした
いつになったら誘ってくれるのだろう
そんな悩みはもう消えた
確実になった約束
これで私は頑張れる
大きかった不安が一気に小さくなった
私にこんな行動力があったとは
自分でも正直びっくりしている
貴方のお陰
これで良かった
本当なら貴方から言って来て欲しかったけど
そんな我が儘も言っていられない
そんな受け身にもなっていられない
結果がどうであれ
努力はしないよりした方がいい
貴方が勇気をくれた
ありがとう
喉に流れ込むジュースも空気も冷たかった
ただ貴方が隣で煙草を吸っていて
何気ない話をして
貴方との空間が私には温かくて幸せだった
煙草が短くなって行く
これを吸い終われば戻らないといけない
せっかく貴方が与えてくれたチャンスを無駄にはしたくない
今しかない
『あの時言っていれば』ってきっと後悔する
息を飲んだ
タイミングなんてこの際関係ない
瞬きを一回
深呼吸を一つ
『いつご飯行きますか?』
このまま待っていてもただの口約束で終わりそうだったから
日が経てば貴方は忘れて行きそうな気がしたから
それじゃ嫌だったから
『何曜日がいい?』
貴方が手帳を開いた
その行動に不思議と安心した
ちゃんと私との約束を作ってくれようとしてくれている
予定を空けてくれようとしてくれている
『金曜日がいいです』
その答えに少しの沈黙
手帳を眺め『じゃあ再来週だね』と言った
『分かりました』と即答した
胸の高鳴りが止まない
やっと貴方と繋がった気がした
いつになったら誘ってくれるのだろう
そんな悩みはもう消えた
確実になった約束
これで私は頑張れる
大きかった不安が一気に小さくなった
私にこんな行動力があったとは
自分でも正直びっくりしている
貴方のお陰
これで良かった
本当なら貴方から言って来て欲しかったけど
そんな我が儘も言っていられない
そんな受け身にもなっていられない
結果がどうであれ
努力はしないよりした方がいい
貴方が勇気をくれた
ありがとう
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