携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> Don't Cry

Don't Cry

[442]  YY  2009-02-21投稿
朝日が差し込む。
布団に包まれた僕は動く事もできず、ただ夢を見る。
見上げた先には限界を知らせる白。けれど、僕の世界には限界はない。見上げた先には、天高く、遥か彼方に星が見える。
無限にすら感じさせる空間で、まるで僕は翼を持ったかのように自由自在に飛び回る。
右を向けば、美しい少女が海を駆けている。
左を向けば、輝きに満ちた青年たちが空を仰ぐ。
どうか泣かないで。僕は、少女のために夜を無くした。
どうか泣かないで。僕は、青年たちのために道を作った。
何年過ごしただろうか。
何人と繋がってきただろうか。
何が嘘か、何が本当かももうわからない。
すべては僕の世界。これは僕の物語。
どうか泣かないで。夢を見ている僕のために。
どうか泣かないで。

感想

感想はありません。

「 YY 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス