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(仮)消えた男…陰の薄い恋…8-2

[464]  月の狼  2009-02-22投稿

物凄く貴賓高く綺麗で清楚で安らげる様な暖かみの有る女性だ!
その女性がイタズラぽく話し掛けている…

??「いや〜ね〜そんなにバカ面して…フッフフフ」

丈「いや…その…バカ面は生れつきで…って言うか…バカ面はないでしょ…」

??「フッフフフ…面白い人ね〜ところで、お腹すいてない?わ・た・しは、お腹すいちゃった〜」

丈「お腹?…すいた?…すきました!…」

??「そっ!それは良かったわ!それじゃ〜食べに行きましょ〜でも、その前に…その格好じゃ困るから服を…」

丈「…えっ?!…えっ〜?!なに?!この…格好は?!」

安野 丈 は何も服を着て無かった…
周りの事に圧倒されて…自分の事は全く気が付いて無かった…
なぜ?裸なのか?また謎が増えた…

丈「あの〜…着る物は有りますか?出来たら貸して欲しいんです…スミマセン…」

??「もぉ〜本当に仕方ないはね〜女性物で良い?」

丈「えっ?!…それは…」

??「もぉ〜冗談よ〜フッフフフ。本当に面白い人ね〜」

着る物を一式、渡された。スーツだった!それも物凄く高級なスーツだ!
いや!高級なスーツ以上だ!まるで、この世では無いようなスーツだった!

??「あら!素敵!良く似合ってるわ!さぁ〜行きましょう!」

そう言って歩き始めた…
そして部屋のドアに手を掛けた時に振り返って…

??「そうそう!ここは天国よ!私は女神!そして、あなたは死んだのよ!」

丈「えっ?!…また、それは冗談ですか?」

女神「ウフッフフフ」



つづく

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