横浜ラブストーリー?
私の一目惚れなんてあてにならない。
うまく行った試しがないからだ。
久しぶりに会った彼は綺麗な金髪に、透き通る様な白い肌。
凍り付く様な冷たい目。
一瞬時がスローになる位のオーラに私が一目惚れをするまでに一秒とかからなかった。
それがそもそもの始まり。
私と彼は同じ中学で彼が一つ上。
対した接点もなく、その日まで思い出す事なんて一回もなかった。
その日は同級生との飲み会で、金曜の夜どこも居酒屋はいっぱいでうろちょろしながら入れる店を探していた。
某居酒屋に入ると目の前にどう考えても、機嫌の悪そうな愛想のない店員。
うわっと思った瞬間振り返り横目で睨みつけるその顔にもう恋をしていた。
同級生を見ると直ぐに笑顔になり、席を無理矢理開けてくれた。
私は彼を気にしながら席に付く。
メニューを眺める同級生とは逆に、忙しく働く彼を目で追っていた。
一通り食事を済ませ、私は行動に出た。
酔っぱらった同級生の後ろを通り、忙しさが落ち着いた店内を周り彼を探した。
トイレの前にいた彼に声をかけた。
アドレスを聞いた。
携帯はロッカー…
ぼそっと言われ一瞬ひるんだが私が教える事になり、彼はポケットから紙ナプキンとボールペンを手渡ししてくれた。
よし!
単純な私はメールが来る事を祈りながら店を出た。
二次会の場所はボーリング携帯を眺めながら彼からのメールを待った。
来た!
遅いから気を付けて早くかえりなさい。
親父かよ。
と心で突っ込みながら顔は完全ににやけていた。
これから始まる苦労や嫉妬憎悪を想像なんて出来ずにいそいそとメールを返した。
私の人生が決まった瞬間だった。
彼はバンドマン。
最悪だ。
?へ続く
うまく行った試しがないからだ。
久しぶりに会った彼は綺麗な金髪に、透き通る様な白い肌。
凍り付く様な冷たい目。
一瞬時がスローになる位のオーラに私が一目惚れをするまでに一秒とかからなかった。
それがそもそもの始まり。
私と彼は同じ中学で彼が一つ上。
対した接点もなく、その日まで思い出す事なんて一回もなかった。
その日は同級生との飲み会で、金曜の夜どこも居酒屋はいっぱいでうろちょろしながら入れる店を探していた。
某居酒屋に入ると目の前にどう考えても、機嫌の悪そうな愛想のない店員。
うわっと思った瞬間振り返り横目で睨みつけるその顔にもう恋をしていた。
同級生を見ると直ぐに笑顔になり、席を無理矢理開けてくれた。
私は彼を気にしながら席に付く。
メニューを眺める同級生とは逆に、忙しく働く彼を目で追っていた。
一通り食事を済ませ、私は行動に出た。
酔っぱらった同級生の後ろを通り、忙しさが落ち着いた店内を周り彼を探した。
トイレの前にいた彼に声をかけた。
アドレスを聞いた。
携帯はロッカー…
ぼそっと言われ一瞬ひるんだが私が教える事になり、彼はポケットから紙ナプキンとボールペンを手渡ししてくれた。
よし!
単純な私はメールが来る事を祈りながら店を出た。
二次会の場所はボーリング携帯を眺めながら彼からのメールを待った。
来た!
遅いから気を付けて早くかえりなさい。
親父かよ。
と心で突っ込みながら顔は完全ににやけていた。
これから始まる苦労や嫉妬憎悪を想像なんて出来ずにいそいそとメールを返した。
私の人生が決まった瞬間だった。
彼はバンドマン。
最悪だ。
?へ続く
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