トビラ
トビラの向こうに、君。
開けてみるのが怖いのに、
今すぐ蹴破ってでも飛び出したい自分。
なにも言わずに縮こまっていたいのに
大声でなにかを叫びたい僕。
まだ、間に合う。
月明かりに照らされた景色は僕たちのためだけにあると
余裕のない体の片隅で、消えそうになりながら頭に刻みつけてみる。ねぇ、君なら
やっぱりそんな無茶は僕には似合わないと
笑ってくれるよね?
小さな背中へ、大きな愛しさをぶつけてみる。
開けてみるのが怖いのに、
今すぐ蹴破ってでも飛び出したい自分。
なにも言わずに縮こまっていたいのに
大声でなにかを叫びたい僕。
まだ、間に合う。
月明かりに照らされた景色は僕たちのためだけにあると
余裕のない体の片隅で、消えそうになりながら頭に刻みつけてみる。ねぇ、君なら
やっぱりそんな無茶は僕には似合わないと
笑ってくれるよね?
小さな背中へ、大きな愛しさをぶつけてみる。
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