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それでも笑いたい

[628]  正樹  2006-07-07投稿
すべてに区切りをつける為に書きたいと思います。
僕は現在23歳 僕の人生が大きく別れた日、4年前の11月17日の事だった! 僕は友人と二人でライブに出かけた。ライブを終え帰る途中での出来ごとだった。 僕は車を運転しながら、友人と会話を楽しんでいた。その時、目の前に急に人が現れた瞬間、ドォーンと鈍く、重い音と同時に車に衝撃が走った。 すぐにブレーキを踏んだが当然遅かった。 僕は頭の中が真っ白になり、手足が震えていた。助手席の友人も真っ青な顔をして口を大きく開けていた。
人を轢いてしまったのだ。
その瞬間「やってしまった。もう終わりだ」と思った。 僕と友人はすぐに車を降り、確認しにいった。やっぱり人だった。道路の端でうつぶせに倒れていた。頭から血が流れ、アスファルトを赤く染めていった。靴は反対車線まで飛んでいた。見た感じ男性のお年寄りだった。
僕はすぐに声を掛けながら近付き、肩を軽く叩いたが何の返事も反応もない。すぐに携帯を取り出し、救急車を呼んだ。時間も遅かったせいか、道路を走る車が少なく、騒ぎにはならなかったが、救急車が着くまでの間怖くてたまらなかった。死んでしまったのだろうか?生きているのだろうか?
友人は救急車が着くまでの間、「大丈夫ですか?聞こえますか?」などと何度も声を掛けていた。 僕は頭が真っ白になり、手足も震えが止まらず、立てずにうずくまっていた。そんな僕に友人は「おい、お前も声をかけろよ。絶対生きてるから、しっかりしろ」などと声をかけてきたが、放心状態の僕は友人の言葉が耳に入らず、救急車が到着する約10分間うずくまっていた。救急車が到着しその数分後に警察もやってきた。
隊員は警察官と会話をして、救急車は病院へと走り去って行った。僕は警察官に事故の状況を話をして、現場検証が始まった。 警察官の話では、僕が引いた方は、酒を飲んでいたらしく、命には問題ないだろうとの事だった!
それを聞いてほんの少し安心した。
現場検証は15分位で終わり、僕達は病院へと向かった。
つづく

感想

  • 2032: どうなるのでしょうか…続き待ってます [2011-01-16]

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