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見えない糸 2

[175]  もう30歳  2009-02-27投稿
彼女とは、5年と長い付き合いで、マンネリ化していたのか、あまり会っているようではなかった。
それを知ったときは、友達とも関係を持っていた多摩さんを、少し許せなかった。
恋は、好きになった者の負けだ!友達も彼女の存在は、初めから知っていたらしい。『それでも側に居たい』そう言った友達を見守る他出来なかった。
そんな、どっちつかずの恋愛が半年ほど続いた頃、友達が寂しさからだろうか?他の男性と2人で遊びに出かけた。
それを知った多摩さんは、激怒。『もう、お前は信用できない!』と、罵った。友達は、一週間謝りとおしたが、許してもらえることはなかった。
こうして、3人で遊ぶ事はなくなった。
それから、1ヶ月後。
私は、共同トイレ、共同お風呂が嫌で会社の寮を出て1人暮らしを始めた。
引っ越しの荷物を運び終え、一息着いたとき突然メールが届いた。
『今日、引っ越しなんでしょ?引っ越し祝いしない?何か買って行くよ』それは、多摩さんからのメールだった。
『初めての1人暮らし。1人で食事するのは寂しい。今日ぐらいは誰かと食べたい』そんな思いからか、彼女の存在も忘れあっけなく、住所を教えてしまったのである。

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