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期間限定恋愛 17

[157]  高橋 亜樹  2009-02-27投稿
亜樹の携帯が鳴った、、

「もしもし、下に着いたけど出れる?」

「今から、すぐに行くから、待ってて」

一也に会えるから、嬉しいはずなのに、今日は足取りが重い、、なんて考えながら、車の助手席に乗った、、

「今日も寒いね〜ごめんね、急に呼び出して」

「いいよ・・・」

「昨日、俺が亜樹に言ったことはウソじゃないから。ただ、亜樹にちゃんと俺のことを理解して分かった上で今から付き合うか亜樹に決めて欲しいから、、」

「えっ?どういう意味?」

「亜樹には、俺の目標と考えちゃんと話してなかったから、、」

「だいたい、聞いたけど、、って言うか、私は一也のこと好きだけど、独占したいとか思わないよ。私もまだ離婚してないし、、」

「それは、分かってる。俺は、目標もあるけどこの先結婚願望なんて全くないからさ、だから亜樹には理解して欲しいってことだよ。それに、目標達成できたら、俺はここから居なくなるから、、」

「ちょっと、待ってよ!どうして?目標達成できたら居なくなるって」

「目標達成したら、当然東京に行かないと仕事がやりにくいって関係者に言われたし」

「何か、寂しいね・・・、一也の夢とか目標が叶うのは凄くイイコトだし私も嬉しいけど、、期間限定みたい、、」

「亜樹、、どうする?」

「どうするって、とりあえず、私はまだ一応既婚なんだし、一也とは不倫関係だよね、、今は期間限定不倫って感じ」

「分かったよ」

「そう言えば話が変わるけど、私の足が最近おかしいんだよね、、」

「どうして?」

「いつもじゃないけど、足が痺れてる感じ」

「ずっと続くなら、今度一緒に病院行こうか?」

「うん♪ありがと」

この頃から、亜樹にはツラい事の連続が始まる一方、一也との関係の進展だった、、

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