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貴方へ

[672]  夏夜  2006-07-07投稿
最近子どもの笑顔が昔の貴方に似てきてドキッとさせられる。 この前なんて泥だらけで泣きながら帰ってきた。正直パニックになった。怪我してないのが幸いだった。後で話を聞いたら『迷子の猫がいたから追いかけて連れて帰えろうとした。でも逃げちゃって探して探して、コケて泣いて・・』 この話を聞いて恥ずかしながら泣いちゃった。貴方の優しさ温かさ、弱さすべてこの子が受け継いでるようで。ちなみにあの猫は近所の野良猫・・・・。 貴方に先立たれ光を失った私に、貴方が残した最大の輝きがいつも私を照らしてくれているよ。見ててくれてる。きっとあの時子どもが怪我をしないで帰ってきたのも、貴方が手を繋いで連れて帰ってきてくれたんだね。ありがとう。これからも頼りない私と可愛い子どもを見ててね。 最愛なる貴方へ

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