ある夏の日の一時に 2
僕はその道ずんずんを進んでいった
ザッ、ザッ、ザッ
しばらく進む内に道はだんだんと踏みならされたような道になり歩きやすくなっていった
5分………10分………
…………?
「あれ?おかしいな…」
僕は歩きながらそんなことをつぶやいていた
何故そんなことを言ったのかというと公園の側にあった雑木林というのは大きさにしてだいたい学校の校庭ぐらいの大きさ
5分も10分も歩けば雑木林の向こう側にたどり着くはず……
「……そろそろ友達との約束の時間だ………」
少し気味が悪くなった僕は約束の時間までもう少しあるもかかわらず、獣道の冒険を切り上げることにした
「っ!?」
そんな僕の言い知れぬ不安を確実なものへと変える出来事が起こった
「道が……塞がって……るっ!?」
なんと僕が来た道を帰ろうと振り返えると道が大きな岩で塞がっていたのだ
「なんでっ!?」
僕は突然起きた予想外の自体にその場にへたりこんだ
そりゃそうだどう考えたっておかしい
周りにはもともとそんな岩などなかったのだ
いきなり空から降ってくるなんてことも万が一の確率もない
いくら考えても答えがでない……
とりあえず気持ちを落ち着けるために深呼吸をした
スーハー…スーハー……
僕は周りを見回した
とりあえず公園に戻る道を探そうと思った
しかし、辺りを見渡しても草木が網の様に連なっており無理矢理進む事もできない
もはやそこは雑木林等ではなく木の網でできた樹海だった
結果、僕に与えられた選択肢は一つしかなかった
まるで、木々が僕を奥へ奥へと誘っているようだった
ザッ、ザッ、ザッ
しばらく進む内に道はだんだんと踏みならされたような道になり歩きやすくなっていった
5分………10分………
…………?
「あれ?おかしいな…」
僕は歩きながらそんなことをつぶやいていた
何故そんなことを言ったのかというと公園の側にあった雑木林というのは大きさにしてだいたい学校の校庭ぐらいの大きさ
5分も10分も歩けば雑木林の向こう側にたどり着くはず……
「……そろそろ友達との約束の時間だ………」
少し気味が悪くなった僕は約束の時間までもう少しあるもかかわらず、獣道の冒険を切り上げることにした
「っ!?」
そんな僕の言い知れぬ不安を確実なものへと変える出来事が起こった
「道が……塞がって……るっ!?」
なんと僕が来た道を帰ろうと振り返えると道が大きな岩で塞がっていたのだ
「なんでっ!?」
僕は突然起きた予想外の自体にその場にへたりこんだ
そりゃそうだどう考えたっておかしい
周りにはもともとそんな岩などなかったのだ
いきなり空から降ってくるなんてことも万が一の確率もない
いくら考えても答えがでない……
とりあえず気持ちを落ち着けるために深呼吸をした
スーハー…スーハー……
僕は周りを見回した
とりあえず公園に戻る道を探そうと思った
しかし、辺りを見渡しても草木が網の様に連なっており無理矢理進む事もできない
もはやそこは雑木林等ではなく木の網でできた樹海だった
結果、僕に与えられた選択肢は一つしかなかった
まるで、木々が僕を奥へ奥へと誘っているようだった
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