make love
一歩先を歩く
届く君の甘い香り
髪を揺らした春風
小さな背中をそっと見つめた
不意に振り返る君に恋をした
君の頬を光が照らす
君の笑顔が胸を揺らした
笑った時に見える白く綺麗な歯
僕を見る黒い瞳
思わず立ち止まる
今君を抱き締めてこの手に感触を残せたら
君が不思議そうに僕を見る
『どうしたんですか』といつもの敬語
聞き慣れた声が特別に変わる瞬間
『何でもないよ』と僕が笑うと君が少し安心した表情で優しく笑う
言えなかった
先を行く君に
こうして君と歩く時間はあと少し
君の手を掴んで繋ぎ止めたくなる感情を抑える事がやっとだった
だから君の香りを覚えた
瞬きを我慢して
君の後ろ姿を懸命に目に焼き付けた
君は今何を思っている
もう一度振り返ってくれたら聞いてみたかった
君は優しくて強い
寂しさは残さない
『じゃあ此処で』
君の声と表情\r
僕は見逃さなかった
わずかな悲しみを
出来る事なら
僕等に残された時間があるのなら一緒にいたい
君が一生懸命笑顔を作るから僕もそれに答えた
理性を貫く為に
君の気遣いを裏切らない様に
目を閉じれば君の残像が浮かぶ
こんなにも胸が痛い
本当は言いたかった
幸せな時間はすぐに過ぎてしまうから
君との時間を大切に感じられたから
足早に歩く君を呼び止めて言いたかった
勇気が出なかった
何気ない簡単な言葉だったのに
『もう少しゆっくり歩こう』
たった一言だったのに
届く君の甘い香り
髪を揺らした春風
小さな背中をそっと見つめた
不意に振り返る君に恋をした
君の頬を光が照らす
君の笑顔が胸を揺らした
笑った時に見える白く綺麗な歯
僕を見る黒い瞳
思わず立ち止まる
今君を抱き締めてこの手に感触を残せたら
君が不思議そうに僕を見る
『どうしたんですか』といつもの敬語
聞き慣れた声が特別に変わる瞬間
『何でもないよ』と僕が笑うと君が少し安心した表情で優しく笑う
言えなかった
先を行く君に
こうして君と歩く時間はあと少し
君の手を掴んで繋ぎ止めたくなる感情を抑える事がやっとだった
だから君の香りを覚えた
瞬きを我慢して
君の後ろ姿を懸命に目に焼き付けた
君は今何を思っている
もう一度振り返ってくれたら聞いてみたかった
君は優しくて強い
寂しさは残さない
『じゃあ此処で』
君の声と表情\r
僕は見逃さなかった
わずかな悲しみを
出来る事なら
僕等に残された時間があるのなら一緒にいたい
君が一生懸命笑顔を作るから僕もそれに答えた
理性を貫く為に
君の気遣いを裏切らない様に
目を閉じれば君の残像が浮かぶ
こんなにも胸が痛い
本当は言いたかった
幸せな時間はすぐに過ぎてしまうから
君との時間を大切に感じられたから
足早に歩く君を呼び止めて言いたかった
勇気が出なかった
何気ない簡単な言葉だったのに
『もう少しゆっくり歩こう』
たった一言だったのに
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