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姫は変われるのか32

[302]  みぃやん  2009-03-01投稿
騒いでいた三人が、星と有栖の方を見た。

果穂「二人とも、どうした?」

奈々瀬「仲間だって思えないってどういう意味なの?」

星「凜と有栖姫の様子がおかしいと思って、聞いてみたけど、二人とも話してくれなかった。」

果穂「二人がないって言うんだから、本当にないんじゃない?」

奈々瀬「私もおかしいって思う。」

星「本当に、何があったの?」

有栖は、凜に話された事を四人に言った。

奈々瀬「それを言えるって凄いことじゃない?凜、悪くないじゃん!どうして凜が苦しまなきゃいけないの?そんなのおかしい。」

有栖「わかってる。けど、どうすればいいか、わかんなくて…。」

奈々瀬「凜と話し合わないと、何もわかんないままだよ!早く凜の所へ行ってあげて!」

有栖は奈々瀬に言われて、走って、凜の部屋に向かった。

有栖「凜、伝えたい事がある!」

凜「何?」

有栖「私は凜のせいだなんて思ってないから!だから私の側にいてほしい!」

凜「私は姫といてはいけないの!」

有栖「いつも、凜の明るさ、言葉に、たくさん元気も勇気ももらってた。その明るさ、私から消えてほしくない!私から離れないで!」

凜「何もわかってない!ほっといて!」

有栖「凜が仲良くするって言うまでここにいる!」

凜「勝手にすれば?」

有栖「勝手にする!」

有栖は部屋の前でずっと待っていた。朝になって、凜は部屋から出た……



つづく

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