携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> OPEN THE GATE

OPEN THE GATE

[561]  正人  2009-03-02投稿
誰かから、聞いた事がある。人間は誰しも、いつかおおきな扉の前にたたされるらしい いつ どこで 何の為に 誰のためにその扉をあけるかは、わからない 愛する人を守る為 自分の欲望を満たす為 人はその扉をひらく 悪魔の扉を

1998.7.8 JAPAN
あついまだ七月なのにこの暑さは異常だ 大学生のボロアパートにはエアコンなんて、無いものです 二階なのに風さえ入ってこない もう限界だ どこかに涼みに行こう 暑さのせいだろうか 階段を誰か上がって来る気がする。バン。ふすまを一気に開けすぎなんだよ うるさいなぁ
『なにうだうだしてんだよ、これみろよ』なんだ 佐藤か
『なんかケータイに、あなた様に海外旅行が当たりました。とかメール来てんの!暇だし、遊びで返信したら、チケットとりに来てくださいだってさ、面白そうだから付き合ってよ』
佐藤は、こういう事が好きだ 前にも 何かの
セールスマンをからかっていたのを 覚えている 面倒には巻き込まれたく無い、これからエリナと飯なんだ悪いな
『そっか じゃあ もしチケット まじもらえたら 海外いこうぜ じゃな』もしこの時、佐藤をとめていたら、なにか変わっていたかも知れない。人は常に何かを選択して生きているらしい この日の俺の選択は絶対に間違いだった いまはそう思う。 2004.2.7 相沢隆 手記より抜粋


続く

感想

感想はありません。

「 正人 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス