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ハニートースト?

[141]  りん  2009-03-04投稿
一週間メールも電話もしなかった。宏樹からもこなかった。連絡とらないって言ったわけでもないのに。私の気持ち伝わったのかな…。
自分でもそれがいいと思ってたのに連絡こないことがこんな寂しいなんて…。
自分の宏樹に対する気持ちに気付いた。

ある日…
「あー彼氏ほしいなぁ。一人って寂しいね。」
「大分元気になったじゃん。彼氏ほしいなんて。」
親友の真由が言った。
「そーかな?それも宏樹のおかげかな。あんなに辛くて死ぬことしか考えてなかったのに、宏樹と遊ぶようになって気持ちが凄く楽になったんだよね。」
「最近宏樹君と遊んでないの?」
「んー宏樹も好きな人でもいるんじゃないかな?彼女そろそろ欲しいって言ってたし。」
「由美はそれでいんだ?」
「えっどーして?宏樹に彼女出来たらいいじゃん。宏樹みたいにいい人には幸せになってほしいし。」
いつものように強がってしまった。
でも真由は私の気持ちを分かってた。だからそれ以上何も言わなかった。

一週間振りに宏樹からメールがきた。
「大丈夫かぁー?飯食ってるか?」
「うん、大丈夫だよ〜。久しぶりだね?」と返信した。
「確かにな。最近仕事忙しくてさ。そーいえば土曜日暇?前行きたいって言ってた伊豆いかねー?」
私は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。
「いいの?私は暇だけど、宏樹あたしと遊んでたらいつまでたっても彼女できないよ?」

「オレは由美と遊んでる方が楽しいし、由美がいいならいつでも遊ぶよ。」
もしかして宏樹あたしの事好きなのかな…とメールを見て期待してしまった。調子にのった私は「ねー付き合ってみる?」とメールを返した。
なかなか返信がなくて、やっと返ってきた。「オレまた由美が傷付くの見たくないから、お互い間違いないって思ったら付き合おうよ。」
私は「だよねー冗談だよ(笑)今のままがいいね。」そう返した。
その時私は、宏樹とはこれ以上一緒にいない方がいいなと思った。そして土曜日の伊豆を最後にしようと決めた。

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