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幽霊の親友 第2話

[242]  2009-03-05投稿
私は呆然とそこに立っていた。

「あの、お姉ちゃん大丈夫?」

私は我に返った。
「き、君、私が見えるの!?」すかさず質問する。

またその子は不思議そうにうなずいた。

「・・・あ、でもお姉ちゃんなんか透けてる。幽霊なの!?」

「まぁ一応・・・。」

「なんで死んじゃったの?」

・・・これだから子供は。

「まったく、あんまりそうゆう事ズケズケ聞いちゃだめなんだよ。えっと、・・・名前は?」

「祐希だよ。幽霊の姉ちゃん。」

「早紀!!」

「はい。早紀姉。」

なんなんだこの子。幽霊って聞いても逃げないし、変な子・・・・・・・ん?

なんだこの子。さっきからの変わった発言で気づかなかったけど、ひどい傷だ。

それにこれは遊んでてついたものじゃない。なにか強く殴られたような傷が体のあちこちにある・・・。

「その怪我は?」

「・・・。友達とケンカした。」

「ふうん。」
嘘だ。子供同士のケンカでこんな傷できる訳がない。でも、嘘をつくとゆうことは知られたくないんだろう。

「もう暗くなるし帰りな。傷も手当てしたほうがいい。」

「早紀姉は?」

「私はずっとここにいるよ。」

「ふうん。じゃ、また明日来るね!!ばいばい。」

君は笑顔で走り去っていった。

今思うと、この時ちゃんと聞いていれば良かったね。

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