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イイ恋。 2

[156]  かんな  2009-03-06投稿

そういうわけで。

私は遊里の彼氏であり

私の幼なじみである、

崎山聡をマックに呼び出した。

「んだよ美月…急に呼び出して」

私はコーラを飲みながら話し出した。

「聡さぁー…最近、遊里とデートとかしてないでしょ?」

聡は目を丸くした。

「なんで美月が知ってんだょ…遊里から聞いたのか?」

赤くなりながら聡はつぶやいた。

「ううん。女の勘。」

私は適当に嘘をついた。

それからまた聡の方を見た。

「デート、誘ってあげなよ。遊里に嫌われるよ。」

「だってさぁー…どうやって誘えばいいのか…わかんねーんだよ…」

聡は顔を真っ赤にして言った。

なんか、かわいいトコあるなー。笑

「ふつーに誘えばいーじゃんか。メールとか。」

「…わかった。んぢゃあ今度の土曜空いてるか聞いてみる!」

「土曜は遊里空いてるよ。」

聡はまた目を丸くした。

「お前はなんで遊里のスケジュールを知ってんだよ!」

「………親友だから…?」

「はぁー?意味わかんねぇ。ま、別にいいけど。」

私は遊里の1ヶ月のスケジュールをすべて遊里にたたき込まれた。

すべてはデートのため。

そして私と聡はしばらく話をしてマックを出た。

さて。

聡は遊里をデートに誘えるかな?

明日がチョット楽しみになってきた。

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