8月。3話
最近会えない日々が続いている。
元々、私たちはほとんど連絡を取り合わない。
彼の気持ち。
私の気持ちですら、
互いに確認したことが無い。
ただ、彼は、私の体を、大事なおもちゃが壊れないようにとゆうような、とても丁寧に、繊細に。
あの太い指、大きな手で、まさかと思うほど優しく、でも力強く、私を愛してくれる。
正確には、私の体を。
今の私には十分すぎるほどの幸福。
十分過ぎる程の。
朝六時、きっとまだ眠っているだろう。
もうあまりに会っていないせいか、特徴的にしか顔を思い出せない。
それなのに。
甘く噛まれた私の骨盤。膝。指。
私の腰を優しく包み込む掌を。
私は忘れることは出来ない。
嫌われるのがこわい。
会えなくなるのも。
それと同時に。
私生活を知るのも同じくらいこわい。
男の人は怒鳴る。
暴力を振るう。
またそんな事になったら?
もう立ち直れない。
今の私には、優しく愛してくれるこの体だけで。
満足。
元々、私たちはほとんど連絡を取り合わない。
彼の気持ち。
私の気持ちですら、
互いに確認したことが無い。
ただ、彼は、私の体を、大事なおもちゃが壊れないようにとゆうような、とても丁寧に、繊細に。
あの太い指、大きな手で、まさかと思うほど優しく、でも力強く、私を愛してくれる。
正確には、私の体を。
今の私には十分すぎるほどの幸福。
十分過ぎる程の。
朝六時、きっとまだ眠っているだろう。
もうあまりに会っていないせいか、特徴的にしか顔を思い出せない。
それなのに。
甘く噛まれた私の骨盤。膝。指。
私の腰を優しく包み込む掌を。
私は忘れることは出来ない。
嫌われるのがこわい。
会えなくなるのも。
それと同時に。
私生活を知るのも同じくらいこわい。
男の人は怒鳴る。
暴力を振るう。
またそんな事になったら?
もう立ち直れない。
今の私には、優しく愛してくれるこの体だけで。
満足。
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