後輩?
「先輩は、すごく優しいし、みんなに、人気あるし、私も大好きですよ!!」
彼女は、昔からこう言う事を、悪気なく言う性格なのだ。
「じゃあ、いいじゃん。付き合おうよ。」
「でも、先輩は彼氏というか、お兄ちゃんなんですよ・・・。ほら兄弟は結婚もできないし・・・。ね!!」
「じゃあ、今はその返事で納得するけど、俺は、すぐに諦めないからな!!」俺は、わりとフラれると覚める方なのだが、今回は違った。
過去にも一度だけあった。あの時は、今よりも若かったのでさらにひどかったのを覚えている。
そう言うと、彼女は「でも、多分私の気持ちは変わらないですよ?いいんですか?」
「好きであることを、許してくれるなら、好きでいさせてほしい。他に求めない。」ちょっと、臭いが本音である。
「わかりました・・・。でも先輩と遊ぶの楽しいから、また遊びたいです。でも、それで先輩が付き合えるかも?とか、期待させてしまうなら、我慢します。」
これも、悪気は無いのだが、けっこうキツイ一言である。会いたくないわけ無いではないか。
「俺は、それでもあってくれる、お前に感謝したい。」
一応、本音である。(でも会っていたら、チャンスもある。はず?)
彼女は、すごく安心したように「やったー!また先輩と遊べるんだぁ!」と、はしゃいだ。(小悪魔である)
俺の持論にこういうのもある。
【女は平等に悪魔になる才能を持っている】
多分男は、最低でも、死ぬまでに1度は悪魔に会っているはずである。
そんなことを考えながら、俺は「じゃあ、また遊ぼうな。」と告げて、家路についた。その夜、寝れなかったのは、言うまでもない。
それから、半年間全く変化の無いまま、時は過ぎた。半年間を簡単に説明すると、俺は、月に一回だけ告白をした。そのたびに、「先輩のままです」「兄弟ですから」 「そろそろ、他に行っても・・・。」等と、フラれてきたのだ。
しかし、もうこんな悠長な事をしている場合ではない。気がつけば、卒業である。しかも、すでに、県外に就職の決まっていたのである。
そして、卒業式一週間前。彼女を、呼び出した・・・。
彼女は、昔からこう言う事を、悪気なく言う性格なのだ。
「じゃあ、いいじゃん。付き合おうよ。」
「でも、先輩は彼氏というか、お兄ちゃんなんですよ・・・。ほら兄弟は結婚もできないし・・・。ね!!」
「じゃあ、今はその返事で納得するけど、俺は、すぐに諦めないからな!!」俺は、わりとフラれると覚める方なのだが、今回は違った。
過去にも一度だけあった。あの時は、今よりも若かったのでさらにひどかったのを覚えている。
そう言うと、彼女は「でも、多分私の気持ちは変わらないですよ?いいんですか?」
「好きであることを、許してくれるなら、好きでいさせてほしい。他に求めない。」ちょっと、臭いが本音である。
「わかりました・・・。でも先輩と遊ぶの楽しいから、また遊びたいです。でも、それで先輩が付き合えるかも?とか、期待させてしまうなら、我慢します。」
これも、悪気は無いのだが、けっこうキツイ一言である。会いたくないわけ無いではないか。
「俺は、それでもあってくれる、お前に感謝したい。」
一応、本音である。(でも会っていたら、チャンスもある。はず?)
彼女は、すごく安心したように「やったー!また先輩と遊べるんだぁ!」と、はしゃいだ。(小悪魔である)
俺の持論にこういうのもある。
【女は平等に悪魔になる才能を持っている】
多分男は、最低でも、死ぬまでに1度は悪魔に会っているはずである。
そんなことを考えながら、俺は「じゃあ、また遊ぼうな。」と告げて、家路についた。その夜、寝れなかったのは、言うまでもない。
それから、半年間全く変化の無いまま、時は過ぎた。半年間を簡単に説明すると、俺は、月に一回だけ告白をした。そのたびに、「先輩のままです」「兄弟ですから」 「そろそろ、他に行っても・・・。」等と、フラれてきたのだ。
しかし、もうこんな悠長な事をしている場合ではない。気がつけば、卒業である。しかも、すでに、県外に就職の決まっていたのである。
そして、卒業式一週間前。彼女を、呼び出した・・・。
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