大恋愛、そして闘病10年後の未来 3
病院では色々な検査をした。耳鳴りがひどいので耳鼻科に行き、どこも悪くないので内科へ、と言われるまま内科へ行って血液検査やらなんやら。
最終的には結局どこにも以上はありません…というのが結果だった。
私は疲れきって診察室の椅子に座り込み原因がわからないことにもイラついていた。
そこに内科の先生がやってきて、しばらくカルテを眺めたあとふと、私にこう言った。
『検査した上では体に異常なところは見つかりませんでした。かなり血圧が低いのが気になりますが…』
『はぁ…』
私はもぅ帰りたかった。家で横になって眠りたかったので、『わかりました』と言って席を立とうとした時…
『最近、なにかストレスになるような事や環境の変化はありましたか?』
『いや、特に…』
『そうですか。この症状からすると、もしかしたら自律神経失調症という病気かもしれません。何か強いストレスを感じてなる人もいれば季節の変わり目でなる人もいるので、なんとも言えませんが…もしよかったら精神科を紹介しますのでそちらで見てもらって下さい』
『はぁ?』
精神科?
自律神経失調症?
ストレス?
よくわからない言葉が私の頭のなかを駆け巡り正直テンパっていた。
外で待ってた母親に同じ事を伝えると、びっくりした顔をして途端に診察室の先生のもとに駆け込んで行った。
私は1人自分の病名がかかれたメモを手にポカーンと座っていた。
しばらくすると母親が出てきてとりあえず精神科の窓口へ行こう、と言われ歩いて行った。
すると母親は私に笑いながらこう呟いた。
『○○ちゃん、なんか嫌な事でもあった?嫌な事あってもいつも笑いとばす子だもんねー(笑)そんなはずないよね?!
○○ちゃんは強い子だもんね?もしかして彼氏と会えなくて寂しいとかぢゃないよね?(笑)○○ちゃんはそんな事ありえないよね?!(笑)』
私はドキッとした。
というより少し腹がたった。
私は昔から、『強い子』『明るくて元気な子』
というレッテルを貼られてきた。実際も暗くはなく、明るい方だったけど、辛い事があっても両親には見せた事がなかった。
小さい頃は両親の仲があまり良くなく、私の前だけで母親が良く泣いていた。
だから私が笑えば両親も仲良くなるような気がしていた。子供心に私が笑っていなきゃ!とずっと思っていた。
続く…
最終的には結局どこにも以上はありません…というのが結果だった。
私は疲れきって診察室の椅子に座り込み原因がわからないことにもイラついていた。
そこに内科の先生がやってきて、しばらくカルテを眺めたあとふと、私にこう言った。
『検査した上では体に異常なところは見つかりませんでした。かなり血圧が低いのが気になりますが…』
『はぁ…』
私はもぅ帰りたかった。家で横になって眠りたかったので、『わかりました』と言って席を立とうとした時…
『最近、なにかストレスになるような事や環境の変化はありましたか?』
『いや、特に…』
『そうですか。この症状からすると、もしかしたら自律神経失調症という病気かもしれません。何か強いストレスを感じてなる人もいれば季節の変わり目でなる人もいるので、なんとも言えませんが…もしよかったら精神科を紹介しますのでそちらで見てもらって下さい』
『はぁ?』
精神科?
自律神経失調症?
ストレス?
よくわからない言葉が私の頭のなかを駆け巡り正直テンパっていた。
外で待ってた母親に同じ事を伝えると、びっくりした顔をして途端に診察室の先生のもとに駆け込んで行った。
私は1人自分の病名がかかれたメモを手にポカーンと座っていた。
しばらくすると母親が出てきてとりあえず精神科の窓口へ行こう、と言われ歩いて行った。
すると母親は私に笑いながらこう呟いた。
『○○ちゃん、なんか嫌な事でもあった?嫌な事あってもいつも笑いとばす子だもんねー(笑)そんなはずないよね?!
○○ちゃんは強い子だもんね?もしかして彼氏と会えなくて寂しいとかぢゃないよね?(笑)○○ちゃんはそんな事ありえないよね?!(笑)』
私はドキッとした。
というより少し腹がたった。
私は昔から、『強い子』『明るくて元気な子』
というレッテルを貼られてきた。実際も暗くはなく、明るい方だったけど、辛い事があっても両親には見せた事がなかった。
小さい頃は両親の仲があまり良くなく、私の前だけで母親が良く泣いていた。
だから私が笑えば両親も仲良くなるような気がしていた。子供心に私が笑っていなきゃ!とずっと思っていた。
続く…
感想
感想はありません。
「 小波 」の携帯小説
- 大恋愛、そして闘病 10年後の未来 5
- 大恋愛、そして闘病 10年後の未来 5
- 大恋愛、そして闘病 10年後の未来 4
- 大恋愛、そして闘病10年後の未来 3
- 大恋愛、そして闘病 10年後の未来…
- 大恋愛、そして闘病10年後の未来