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草食な彼4

[162]  りんか  2009-03-08投稿
バタン、バタン、ガラガラ、バャン…物凄い速さで何か閉まる音がした。

かずは、驚いて見てはいけない方を見た。
露天風呂のある方を

白?白一色しか見えない
よく見ると襖で仕切られていた。
見えないじゃん苦笑
俺は、何を期待していたのだろうか?
かずは、急に恥ずかしく思った
何を考えてる?
俺は?
りん姉は友達じゃん?
友達と温泉旅行って
何をすればいいのか?
いろんな妄想が、頭を
よぎる。


「うーん。気持ちいE」
りんかの声に、座椅子ごと、かずはひっくりがえった。
「かず?どうしたの」
りんは、襖を開けて覗こうとした時
「きゃ!大丈夫だから、
のぞかないて下さい」

「変な奴だね。」
風呂から、部屋をのぞこうとしたら、悲鳴をあげられる、なんて……
りんは、ふに落ちないが
襖を閉めた。
普通は、逆じゃん。
りんは、そう思った。


数分後、りんは風呂から
あがり、浴衣姿で登場した。
「お風呂気持ちよかったよ。景色も最高だよ。
かずも入れば?」
「俺は、飯を食べてから
入るよ」
かずの心臓が壊れたかと
思うぐらい。ドキドキ
していた。
今入ると、倒れると思ったのだ。


夕飯の仕度が運ばれてきて、食べ切れないぐらい
の量だった。
たわいもない話をした。

料理を下げにきた仲居さんが、
「今日は、花火があがる
から、露天風呂で見れますよ」
笑いながら、教えてくれた。
「え!花火が見れるの?
かず、一緒に見ようね」
「おっおう」
かずは、なにか落ち着かなかった。


「ところで、かず…
お願いがあるんだ。」
かずは、また心臓が痛くなって来た。
「お願い。目をつぶって
くれない」
かずはドキドキしながら
目をつぶった。
ジリジリ…ファスナーを
開ける音。
ガサガサ、ガサガサ
ゴックン、コト。
「もう、いいよ」
かずは、目をあけた。

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