ワタシのトナリ キミのトナリ
＊プロローグ＊
ワタシのトナリにはキミ。
キミのトナリにはワタシ。
それが１番落ちつく･･･。
だから･･･トナリからいなくならないでね？
―――――――――――――――＼r
「奈緒!!いつまで寝てるのー!?起きなさーい!!!」
下から聞こえるお母さんの怒鳴り声。
私は仕方なく寝ぼけている体を起こして時計を見た。
現在の時刻･･･8:10。
「･･･遅刻する!!!」
私はベッドから飛び降りてアイロンがピシッとかけてある制服に手を伸ばす。
「ったく･･･今日はアイツが門番だから遅刻したらヤバイ!!!」
素早く制服を身に纏って階段を大きな音をたてながら降りていく。
「奈緒!!!ご飯は!!!???」
「いらない!!!」
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