期間限定恋愛〜29
亜樹の病状が少し落ち着いたので、集中治療室から一般病棟に移る日が来た。一般病棟と言っても、心臓病センターの心臓病棟だった、、、
亜樹は一也にメールした
『一応、一般病棟に移ったよ。いつでも、来ていいからね。部屋は心臓病棟の4階の406号』
一也から、返事が来た
『ごめん、暫くお見舞い行けないかもしれない。後からまた連絡するから』
亜樹はすぐに返信した
『えっ?どういう意味?何かあったとか?』
それから、一也から返事がなくて、亜樹は不安と寂しさから、どうしたらいいか泣いていた、、、
一也から返事が来たのは、その日の夜だった
『びっくりさせて、ごめん。仕事で長期出張の話が出てて、断った。それから、仕事も休みもらったから』
亜樹は、とにかく電話をしようと車椅子に乗って電話をかけた
「もしもし、ちょっとどういう意味?仕事は?」
「亜樹が退院するまで、休みもらったから。長期出張なんて行ったら、お見舞い行けないし、心配しなくていいよ。それに誰かさんは、いつもしくしく泣いていじけるだろうし。亜樹は、自分の体を心配しなさい(笑)」
「ありがと。うれしい。でも、いじけないよ(笑)」
「いやいや(笑)、亜樹は、ぱっと見た感じは、強そうに見えるけど本当は泣き虫だし、寂しがり屋だし、甘えん坊だから」
そんな風に言われたのは、初めてだった。
「明日、昼過ぎに病院に行くよ。もう部屋に戻って寝なさい(笑)おやすみ」
「うん。おやすみ」
一也はたまに亜樹の事を子供扱いするけど、亜樹にとっては心地良かった。今まで、亜樹は人に甘えたりするのは、媚びる感じがしてイヤだった。人に対して、喜怒哀楽の感情を出さない付き合いをしてきたけど、一也に会って人間的に変わったのに気がついた。
亜樹は一也にメールした
『一応、一般病棟に移ったよ。いつでも、来ていいからね。部屋は心臓病棟の4階の406号』
一也から、返事が来た
『ごめん、暫くお見舞い行けないかもしれない。後からまた連絡するから』
亜樹はすぐに返信した
『えっ?どういう意味?何かあったとか?』
それから、一也から返事がなくて、亜樹は不安と寂しさから、どうしたらいいか泣いていた、、、
一也から返事が来たのは、その日の夜だった
『びっくりさせて、ごめん。仕事で長期出張の話が出てて、断った。それから、仕事も休みもらったから』
亜樹は、とにかく電話をしようと車椅子に乗って電話をかけた
「もしもし、ちょっとどういう意味?仕事は?」
「亜樹が退院するまで、休みもらったから。長期出張なんて行ったら、お見舞い行けないし、心配しなくていいよ。それに誰かさんは、いつもしくしく泣いていじけるだろうし。亜樹は、自分の体を心配しなさい(笑)」
「ありがと。うれしい。でも、いじけないよ(笑)」
「いやいや(笑)、亜樹は、ぱっと見た感じは、強そうに見えるけど本当は泣き虫だし、寂しがり屋だし、甘えん坊だから」
そんな風に言われたのは、初めてだった。
「明日、昼過ぎに病院に行くよ。もう部屋に戻って寝なさい(笑)おやすみ」
「うん。おやすみ」
一也はたまに亜樹の事を子供扱いするけど、亜樹にとっては心地良かった。今まで、亜樹は人に甘えたりするのは、媚びる感じがしてイヤだった。人に対して、喜怒哀楽の感情を出さない付き合いをしてきたけど、一也に会って人間的に変わったのに気がついた。
感想
感想はありません。