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期間限定恋愛〜30

[132]  高橋 亜樹  2009-03-09投稿
次の日、一也が来た。

「亜樹、お風呂入れないから髪洗おうか?」

そう言って、一也は亜樹の髪を洗って乾かしてくれた。亜樹は、入院してからお風呂に入れないから当然、髪も洗ってなくて、主治医に一般病棟に移ったら、洗髪の許可をもらっていた事を一也はちゃんと覚えてくれていた

「ねぇ、亜樹はお風呂入ってないからあんまり近づいたら臭いよ(笑)」

「全然、臭くないよ(笑)病気だから仕方ないよ。気になるなら、身体拭いてあげるからタオルは?」

「え〜恥ずかしいよ(笑)」

「今更、何が恥ずかしいん?一緒にお風呂入るし、裸だって、、」

「確かにそうだけど、今言わなくても」

そう言って亜樹は真っ赤になった

「亜樹って、おかしいよね〜何で、そんな事で真っ赤になって照れるんかな〜恥ずかしくて、言えない事俺らは、してるのに(笑)」

「一也〜お願いだから、それ以上言わないでよ〜」

「はいはい、もう言わないよ(笑)亜樹の事からかったら、楽しいからさ」

久しぶりに一也と話して笑った。
夕方になったので亜樹はもう帰るのかなぁって思ってたら一也が

「心配しなくても、亜樹がご飯をちゃんと食べて、歯磨き終わった後に帰るから、それまで居るから」

思わず、亜樹は

「最近、子供扱いしてるよね〜亜樹の事」

「病人は、子供と同じだよ。亜樹は、ちょっと違う子供かな〜(笑)大人子供(笑)つまりエロ子供って事」

また一也にからかわれた。一也と居ると、時間がすぐに経って面会時間が終わろうとしてた。

「また、明日来るから」
「気を付けて帰ってね」
看護師が消灯前の検温に来た時に

「今日来てた、彼氏の仕事は美容師ですか?患者さんで洗髪してるの初めて見たし、慣れてたんで、、」

「違いますよ〜」

「羨ましいですね〜いいなぁ、仲良さそうだし」


他人にそんな事言われた事なかったから、嬉しかった

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