大恋愛、そして闘病 10年後の未来 4
母親の言葉は私の心の真ん中を突き抜けていく槍の様だった。
もちろん遠距離の彼と会えなくて淋しくて耐えられないのが本音だった…。
とても好きだったし、彼との将来を私なりに本気で考えていた。傍にいてくれたら…と、いつも思っていた。
でも… そんな気持ちがストレスになり体の調子をおかしくしてるなんて想像も出来なかった。
帰りの車では母親が診断結果を信じられなかったのか喋り続けていた。
『そんな子じゃないでしょう?』
『○○ちゃんは強い子だったじゃない?』
『何かの間違いだよね?』
『彼に会えなくて淋しいの?』
私は辛かった…
もしストレスで病気になっていたとしても、その事実を受け入れようとせず、恋愛が原因で病気になるなんてあり得ないでしょう? と、私を否定することばかりで馬鹿にされている、というか私自身を全否定されているようにしか思えなかったからだ。
帰りの車で私の目からはなぜだか大粒の涙がこぼれていた…
でも、母親に見られないように寝たフリをして涙を隠したのを今でも痛いくらい覚えている。
続く…
もちろん遠距離の彼と会えなくて淋しくて耐えられないのが本音だった…。
とても好きだったし、彼との将来を私なりに本気で考えていた。傍にいてくれたら…と、いつも思っていた。
でも… そんな気持ちがストレスになり体の調子をおかしくしてるなんて想像も出来なかった。
帰りの車では母親が診断結果を信じられなかったのか喋り続けていた。
『そんな子じゃないでしょう?』
『○○ちゃんは強い子だったじゃない?』
『何かの間違いだよね?』
『彼に会えなくて淋しいの?』
私は辛かった…
もしストレスで病気になっていたとしても、その事実を受け入れようとせず、恋愛が原因で病気になるなんてあり得ないでしょう? と、私を否定することばかりで馬鹿にされている、というか私自身を全否定されているようにしか思えなかったからだ。
帰りの車で私の目からはなぜだか大粒の涙がこぼれていた…
でも、母親に見られないように寝たフリをして涙を隠したのを今でも痛いくらい覚えている。
続く…
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