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ごめんね…。?

[132]  TAKA  2009-03-10投稿
相手「ちょっともう1回外で話そう」

YUKIの浮気相手が俺に言って来た。

言われるまま車を降りた俺は黙って話しを聞いた。

相手「実は俺ずっと別れ話出されてたんだ。でも俺がいつも嫌がってまだ続いてるんだよ。そっちに別れ話出した事ある?」

俺「嫌、それはない…。最近俺が別れ話した事はあるヶドな…。」

相手「それいつ頃??」

俺「先月くらいかな。」

相手「YUKIちょうどその頃うつ気味になってたんだよ。ご飯も食べないで、体重も40キロ切ってたみたいだし。」

俺は流石に驚きを隠せなかった。

最近ケンカも増えて来た為勢い余って別れ話を出したのだ。

結局YUKIが泣いて嫌がる為別れなかった。

本当は別れる気なんて全然なかった。

YUKIが嫌がるのを期待してちょっとした意地悪のつもりだった。

YUKIをそんなに苦しめてたなんて。

物凄い後悔が俺を襲った。

相手「だからYUKIは俺ぢゃないんだと思う。」

俺「お前強いな。」

相手「YUKIが居たい人と居て欲しいし。」

奴も強がっているのは分かっていた。

相手「俺、友達に送ってもらったから友達が近くで待ってるんだ。だからYUKI送って行ってよ。」

俺「YUKIの返事聞かないでもいいんか?」

相手「もう2時間近く待たせてるから友達に悪いし、後で電話する。」

こうして俺は奴と番号の交換をした。

奴が帰ると俺は車に乗った。

YUKIはまだ黙っていた。

YUKIの家に着いたら俺はYUKIの車を降りた。

沖縄には電車もないのでバスにでも乗って帰ろうと思っていた。

俺「ヂャ俺帰るわ。後で電話するから!」

YUKI「送ってくよ…」

久しぶりにYUKIが口を開いた。

俺「良いんか?」

YUKI「うん…」

俺はまた運転席に座った。

俺の家に着いてお礼を言った。

俺「ありがとう。明日の10時の便で東京行くから出来れば最後に顔見せに来てや。」

YUKIはうつ向いて帰ろうとしない。

俺「どしたん?帰れるだろ?」

YUKIは俺の顔を見て涙を流した。

最初は突き放すつもりだった俺だがやはりYUKIにそんな態度を取る事は胸が張り裂けそうなくらい苦しかった。

俺「上がってくか?」

YUKIは静かにうなずいた。

部屋に入るとYUKIは直ぐに布団の中でうずくまってしまった。

俺はYUKIを抱き起こして目を合わせた。


続く…。

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