ずっと一緒だよ・・・6
『逃げ道は儚く消える・・・』
はじめから決まっていたのかな・・・。
あなたと会うこと・・・・。
憂「・・・・。」
何故だろう一向に抜けられる気配がない。
憂「はぁ・・・。」
しょうがない!!!
この際・・・あれを使うしかない。
前に友達から教えてもらった。
合コンから抜けるための最後の術!!
その名も、『トイレに雲隠れ』
トイレに行くといいそのまま帰ってしまえ!!という・・。
憂「・・・・よし。」
私は作戦通り心ちゃんにトイレに行くといい鞄を持った。
案の定心ちゃんは合コンに夢中で私の言葉は宙に浮いたまま。
よし。このまま行くと後は出るだけ!!
がちゃ
憂「え?!」
そう思った矢先、私より一足先に扉が開いた。
憂「嘘・・・でしょ・・・ι」
それと同時に女の子たちが一斉に声を上げた。
『可唯!!待ってたのよー!!』
『早く〜!!』
その人は可唯と呼ばれていた。
女の子が呼ぶ理由も分かる。
すごく・・・・美形・・・・。
その後ろにはもう1人男の子がいた。
『あー。この子じゃない?可唯!!』
憂「?」
その人は私の顔を見て指をさしてきた。
可唯「よろしく☆彡」
私に向かって微笑んできた。
憂「は・・・はぁ・・・。」
この人のせいで第一回戦敗退。
色々と考えてるうちに私はとてもいい
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