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二十歳の純情

[594]  優風  2009-03-10投稿
「泣かないで」
頭上で君の声が響く。何故頭上かって?今、僕は体育座りで顔を伏せ号泣してるからだ。
泣いてるだけで格好悪いのに顔をぐしゃぐしゃにして泣いてるのだから顔を上げて彼女を見る事が出来ない。いや、正直別れを切りだした彼女の顔を見たくなかった。
いつからだろう。出会い系サイトなんてものが流行り出したのは。九十年代はんば頃はダイヤルQ2なんてものが栄えてたんだけど今じゃ出会いカフェなんてものもある。僕が彼女と出会ったきっかけは出会い系サイトだ。
メールをするのが楽しくうきうきしてたあの頃。会う約束をして初めて顔を合わしたのがこの海が見えるこの場所だった。
「やっぱりどうしても無理か」
涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げて彼女を見た。彼女も涙を浮かせば切なそうに見ながら何も言わずうなづき立ち去った。これで僕の二十歳からの恋愛は終わった!

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